人気占い師〈ラブちゃん〉ことLove Me Doさんが、陰陽五行論に基づいた今月のおすすめMUSICをご紹介します。

PROFILE:Love Me Do
占い師、風水師、占星術師。「当たり過ぎる占い師」として話題。『ツイてる人ほど変化してる-幸せを呼び込む小さな魔法のルーティン-』(ヨシモトブックス)発売中!
Twitter▶@lovemedo_uranai

 

今月は壬寅 今月から新しい年のスタート!広い世界を目指す準備をしたい月

陰陽五行論では寅の季節から1年のスタートになるので、2022年のスタートは2月4日~。新しい1年の始まりである今月の干支は〈壬寅(みずのえのとら)〉です。

〈壬(みずのえ)〉は川、海、水を表し、流れる、すっきりさせる、情、道を作る、また、水は形がないものなので、想像やイメージ、妄想、芸術性というキーワードもあります。暗い水の底という捉え方から、隠された、秘密、暗躍などの意味も。想像力を膨らませ、水面下で何か計画を立ててバレないように準備をする……そんな過ごし方が今月のポイントになります。

〈寅(とら)〉は木、樹木を表し、〈壬寅(みずのえのとら)〉は〈川にかかる橋〉や〈海に囲まれた島〉のイメージです。旅に出る、海外、新しい世界へ向かうといった捉え方ができるので、〈いつか広い世界で活躍するための準備期間〉ということを意識して過ごすと、運気アップにつながります。

 

〈壬寅(みずのえのとら)〉には〈夜空〉の意味も

海や川は色で表現すると黒。黒は夜空を表し、〈壬寅(みずのえのとら)〉は〈暗い夜空を航海する〉といった捉え方もできます。

 

今月のオススメ楽曲!

森高千里 “渡良瀬橋”

93年1月25日リリースの森高千里さんの17thシングル。あの頃に戻りたい気持ち(=情)や、渡良瀬橋や渡良瀬川から川の流れを眺める情景が、〈壬寅(みずのえのとら)〉にぴったり。〈壬寅(みずのえのとら)〉の今月は、“渡良瀬橋”の歌詞に出てくるようなゆったりした時間の過ごし方が大切だったりも。川の流れをぼーっと見ながら過去を懐かしむことで、未来に向かって頑張ろうという気持ちが高まります。

 

B'z “OCEAN”

2005年8月10日にリリースされた39枚目のシングルはドラマ「海猿」の主題歌。ドラマのために書き下ろされた楽曲は、海の壮大な美しさとスケールが表現されています。楽曲の〈新しい旅へと〉の歌詞が〈道を作る〉ことを表していたり、海や船(木でできているもの)のキーワードだったりが、今月の〈壬寅(みずのえのとら)〉に合っています。

 

井上陽水 “新しいラプソディー”

86年にリリースされた“新しいラプソディー”は、2007年の年末に「ANA企業広告」のCMソングとしてオンエアされて問い合わせが殺到、新ジャケット&12センチCD化で再リリースされた井上陽水さんの名曲です。〈壬寅(みずのえのとら)〉には〈夜空〉の意味もあるので、星、夜空、星屑のファンタジー、願い、夢などの歌詞が出てきて、想像やイメージの世界、夜空を思い浮かべることができる楽曲です。井上陽水さんの名前に〈壬(みずのえ)〉のキーワードである〈水〉が入っているので、井上陽水さんの楽曲を選びました。

 

10‐FEET “REVER”

2002年10月23日にリリースされたインディーズ時代3枚目のシングル。10‐FEETの代表曲の一つでもある“REVER”の舞台は京都の鴨川で、ボーカルのTAKUMAさんが昔住んでいた場所の近くだった鴨川の風景や、当時の感情などを思い浮かべて作った楽曲だそうです。“RIVER”というタイトルや楽曲制作の裏側、〈時流れゆく〉や〈流れゆく河〉の歌詞が〈壬(みずのえ)〉の川や水のキーワードに繋がります。また、〈僕は泣いたただただ泣いた〉の歌詞も、泣く=涙=水と捉えることもできます。