冨田ラボの新曲“MIXTAPE”が、本日2月3日に配信リリースされた。
冨田恵一によるソロ・プロジェクト〈冨田ラボ〉。多くのアーティストの楽曲をプロデュースしているだけでなく、さまざまなヴォーカリストをフィーチャリングした作品で知られている。その冨田ラボが2021年、ついに始動した。
冨田ラボの待望の新曲“MIXTAPE”は、2020年に冨田が書き下ろしたメロディーやビートをひとつにまとめ上げた、10分超のインストゥルメンタル作品になっている。ポップ、ヒップホップ、R&B、ソウル、ジャズなど、さまざまなジャンルを網羅した“MIXTAPE”のめくるめくサウンドは、まさにプロデューサー・冨田恵一の成せる技。なお、この曲のレコーディングはオーディオテクニカ社が所有する〈アストロスタジオ〉で行われたという。
“MIXTAPE”のリリースにあわせ、ショート・ヴァージョンのビデオも公開に。ビデオは、本日立ち上げられた冨田ラボのオフィシャルYouTubeチャンネルで観ることができる。
また、“MIXTAPE”のアートワークは、東京を中心に活動をするオランダ人画家のタイメン・フィッセル（Tymen Visser）による描き下ろし作品だ。
壮大なインスト“MIXTAPE”で2021年のスタートを飾った冨田ラボ。今年どのような活動を見せてくれるのか、楽しみでならない。
RELEASE INFORMATION
リリース日：2021年2月3日
ダウンロード／ストリーミング：https://jvcmusic.lnk.to/MIXTAPE
Music : 冨田恵一
Produce, Arrangement, Instruments & Treatments: 冨田恵一
Recording Engineer: 冨田恵一 at TOMITA LAB STUDIO & 松田龍太 at Audio-Technica astro studio
Mixing Engineer: 冨田恵一 at TOMITA LAB STUDIO
Mastering Engineer: 内田孝弘 at FLAIR
Cover Artwork: Tymen Visser
Original TOMITA LAB Face Icon: Atsushi Kishi
PROFILE: 冨田ラボ（冨田恵一）
音楽家・音楽プロデューサー。
冨田ラボとして今までに6枚のアルバムを発表、最新作は2018年発売の『M-P-C “Mentality, Physicality, Computer”』。冨田ラボの元に、今の音楽界に欠かせないアーティストたちが集結し、次の時代のポップスを提示する名盤として話題となる。
音楽プロデューサーとしても、キリンジ、MISIA、平井堅、中島美嘉、ももいろクローバーZ、矢野顕子、RIP SLYME、椎名林檎、木村カエラ、bird、JUJU、坂本真綾、夢みるアドレセンス、Uru、藤原さくら、Negicco、鈴木雅之、VIXX、スガシカオ、新しい地図、Naz、kiki vivi lily、高野寛、Ryohu、柴田淳、数多くのアーティストにそれぞれの新境地となるような楽曲を提供。
初の音楽書「ナイトフライ 録音芸術の作法と鑑賞法」（DU BOOKS）は横浜国立大学の入学試験問題に引用された。また、ひとつの楽曲が出来ていく工程をオーディエンスの前で披露する〈作編曲SHOW〉の開催や、世界中から著名アーティストが講師として招かれることで話題の〈Red Bull Music Academy〉にてレクチャーを行うなど、音楽業界を中心に耳の肥えた音楽ファンに圧倒的な支持を得るポップス界のマエストロ。
PROFILE: タイメン・フィッセル（Tymen Visser）
84年生まれ、オランダ出身のアーティスト。彼のアートに対するインスピレーションは、ヨーロッパからアジアにわたる視覚的な経験に由来している。
近年は在住中の東京という大都市に刺激され、新たな創造の道を開いた。明るい色と版画のようなラインを使用した作品は、東京での生活の近代的な側面を解釈しながら深い伝統を表現。これらの作品は東京、横浜、ミラノ、アムステルダム、ロッテルダムのギャラリーでも展示された。
また、彼のアートを気軽に取り込めるラグ、クッション、携帯カバーの様なインテリア・アイテムも製作。そのほか、東京のセレクト・ショップで取り扱われている子供向けのヴィンテージ・ジャケット・ブランド〈SHOGUN EYES〉も手掛ける。
彼のアート作品（絵画、デザイン、縫製品、スケートボード）は常にフレッシュで、周囲の環境と関連したものとなっている。
