80年代をトップ・アイドルとして駆け抜け、それ以降は個性的な女優として活躍してきた斉藤由貴が、デビュー35周年を記念してセルフ・カヴァー・アルバムをリリース。30周年記念盤『ETERNITY』にも参加していた武部聡志がここでは全曲をプロデュースし、唯一無二のオーラを纏った歌唱を品のいいアレンジで支えている。もちろん、85年のデュー曲“卒業”や“初戀”“情熱”といった筒美京平の名曲たちとの再会も麗しい。