グランジ/オルタナ+80sエレポップなガービッジ・サウンドがファンク・ビートとともにパワーアップ。〈七つの大罪〉など、7作目であることにまつわる数秘術も交えたミステリアスな演出でも楽しませつつ、世界の混乱に向き合う鋭いメッセージはヴェテランならでは。そこにメンバーたちの聴いてきた音楽が透けて見えるところがいい。デヴィッド・ボウイのカヴァーを含むデラックス・エディションのボーナス・ディスクも要チェックだ。