シンセと弾力あるビートで煌びやかに装った表題曲を筆頭に、R&B~EDM系のダンサブルな楽曲で固めた前半、伸びやかな美声が映える爽快なロック曲が並ぶ後半と、抜群の歌唱力をもってあの手この手で楽しませてくれる2作目。16ビートのお洒落なアーバン・ファンク“Mirror”も出色だが、特に驚かされたのが多重録音でクワイアばりの荘厳なコーラスワークを聴かせる“I'm not complete”。魂を震わすような熱唱に痺れた。