共作やユニットでのリリースが続いたLAのドープなリリシスト、ブルーによる久々となるソロ作。すべての楽曲に〈ブルー〉というワードが盛り込まれた自我を強く感じさせる作品になっており、盟友エグザイルやJ57らが制作陣に名を連ねて軽妙なラップにフィットするジャズ〜ソウル調のタイトなサンプリング・トラックを用意。“People Call Me Blu(e)”におけるオーディオ・トゥーの名曲“Top Billin”の引用も見事だ。