シンガーソングライターの豊田道倫が新曲“ストロングゼロ・ガール”をリリースした。
2021年、豊田道倫はZINE「キッチンにて2」を自主出版して各所で売り切れが続出、8月にはアルバム『たくさん、ゆっくり、話したい』リリースし同作がtofubeatsの年間ベストディスクに選ばれるなど、2020年3月に東京から大阪に活動の拠点を移してからも精力的に活動を続け、話題を呼んでいる。
そんな豊田が、2021年のクリスマスイブ(12月24日)に、新曲“ストロングゼロ・ガール”を自身のレーベルである25時から配信でリリースした。
“ストロングゼロ・ガール”は、豊田にとってひさびさにバンド編成で録音した曲だ。豊田道倫 & His Bandのメンバーである、みのようへい(ベース)、角矢胡桃(ドラムス)、Tokiyo Ooto(コーラス)に加えて、popoやHOSEのメンバーでソロパフォーマーとしても活動している江崎將史のトランペットを大々的にフィーチャーしている。
豊田いわく、「軽薄でチープで、なんでふっとこんな曲ができたのか覚えていないのですが、これは録音したいと思ってなんとかみんなの力を借りてやれました」とのこと。これまでの弾き語りやバンドサウンドとも異なる、不思議な魅力にあふれた曲になっている。
録音はみのようへい、および豊田本人が担当し、ボーカルの録音・ミキシング・マスタリングは、豊田の近作ではおなじみの関西のベテランエンジニア、須田一平(LM Studio)が手がけた。
また、配信リリースと同時にミュージックビデオも公開された。監督、撮影、編集は、豊田の“明るい夜”や、本日休演、ラブワンダーランド、kiss the gamblerらのMVも制作している小池茅が担当した。
なお、豊田は、“ストロングゼロ・ガール”に大阪・四ツ橋のLM Studioで弾き語りをした2曲を追加収録した限定200枚のCD『ストロングゼロ・ガール ep』を制作。12月29日に大阪・心斎橋のCONPASSで開催した〈夜、心斎橋の夜〉から、ライブ会場での販売を行っている。
明日からライブ会場で販売。1000円。200枚限定。音良いよ。YouTubeのMV、サブスク、いつ消えるかわからないから。
— 豊田道倫 (@mtrock_) December 28, 2021
しかし今年も結構録音した。ひょっとしたら近年で一番かも。
豊田道倫
『ストロングゼロ・ガール ep』
1.ストロングゼロ・ガール
2.あの人が描いた絵(キム・ギドクに捧げる)
3.25時 pic.twitter.com/MT9i1VY9CS
RELEASE INFORMATION
リリース日:2021年12月24日
配信リンク:https://linkco.re/DtStnGUG
TRACKLIST
1. ストロングゼロ・ガール
ボーカル/ギター:豊田道倫
ベース:みのようへい
ドラムス:角矢胡桃
コーラス:Tokiyo Ooto
トランペット:江崎將史
Recored by 須田一平/みのようへい/MT
Mixed & Mastered by 須田一平(LM Studio)
豊田道倫『ストロングゼロ・ガール ep』
TRACKLIST
1. ストロングゼロ・ガール
2. あの人が描いた絵(キム・ギドクに捧げる)
3. 25時
プレスCD。限定200枚。
タイトル曲“ストロングゼロ・ガール”に加え、LMスタジオでの弾き語りの2曲を収録。
ライブ会場で販売。