in the blue shirtがニューアルバム『Park with a Pond』を本日8月26日にリリースした。

大阪在住のミュージシャン・有村崚によるソロプロジェクト、in the blue shirt。2016年にTREKKIE TRAXから初のフィジカル作『sensation of blueness』をリリースしたのち、2018年にTVドラマ「電影少女 -VIDEO GIRL AI 2018-」の劇伴制作に参加、2019年にセカンドアルバム『Recollect the feeling』を、2020年にEP『in my own way e.p.』ミツメの川辺素とのシングル“Swim”を発表している。それ以外にも、数々のプロダクションや楽曲提供、リミックス、CMや広告の音楽制作、執筆などで活躍している多才なアーティストだ。

そんなin the blue shirtは、2022年に入ってから”Fidgety””At Heart””Hold a Belief””Forward Thinking””Stroll Down”と、シングルを立て続けにリリースしている。今回、それらの楽曲が収録されたサードアルバム『Park with a Pond』が、彼が主宰するレーベル〈The wonder laundry〉から発表され、各種音楽ストリーミング/サブスクリプションサービスで配信がスタートした。

『Park with a Pond』は、誰もが楽しい時間を過ごせる平和で穏やかな公園の池に、何かとんでもないものが沈んでいるのかもしれない、という着想から、公園の池を人々の本音や誰にも言えない本心に見立てて表現した12曲だという。

アルバムからはすでにティーザー動画が発表されていたが、リリースの直前にフルストリーミング動画も公開された。

本作の楽曲制作とミキシングおよびマスタリングは、有村自身が行った。また、“Hold a Belief”のバイオリン演奏は、日本フィルハーモニー交響楽団に所属する日本で指折りのプレイヤー・町田匡が担当。アートワークは伊藤猛が手がけた。

さらに、アルバムのリリースを記念して、複数の映像アーティストが収録曲からビジュアルを自由に連想する企画〈Free Association〉も併せて行われている。現在参加しているのは、映像作家のTakuma Miyamoto(gupon)、Tao Tajima、AMUNOA、hewa、ダンサーのホナガヨウコの5名。通年企画として2022年内に不定期連載されるとのことで、これからも目が離せない。

また、有村のブログでは、セルフライナーノーツとして収録曲の全曲解説を読むことができる。

アルバムとしては3年ぶりになる待望の新作『Park with a Pond』。〈公園の池〉というユニークで多義的なコンセプトとともに、じっくりと向き合って味わいたい作品だ。

『Park with a Pond』の配信リンクはこちら

 


RELEASE INFORMATION

in the blue shirt 『Park with a Pond』 The wonder laundry(2022)

リリース日:2022年8月26日
配信リンク:https://album.link/jp/i/1638681329

TRACKLIST
1. Concentration and Distraction
2. Intersection of Sets
3. Park with a Pond
4. At Heart
5. As a Fake
6. Stroll Down
7. Time to Go
8. Fidgety
9. Forward thinking
10. Hold a Belief
11. Vision of mind
12. Be what I am

 


PROFILE: in the blue shirt
91年生まれ、大阪在住、有村崚によるソロプロジェクト。国内外のベッドルームミュージックに強い影響を受け、2012年より楽曲制作を開始。自身の作品のほか、TVドラマの劇伴、CMやウェブ広告の音楽も手がける。