永遠の若大将、加山雄三の60年余りの音楽キャリアを凝縮した、オールタイムベストアルバム『若大将ベスト』が9月7日(水)にリリースされます。
2022年内をもってコンサート活動から引退することを宣言している加山が、「24時間テレビ」でのラストステージで披露した名曲“サライ”の〈~若大将50周年!Ver~(With 谷村新司)〉をはじめ、65年公開の主演映画「エレキの若大将」の主題歌や挿入歌としても鮮やかな印象を残した“君といつまでも”“夜空の星”“ブラック・サンド・ビーチ”、PUNPEEによるリミックスバージョンも話題となった“お嫁においで”、2010年に森山良子、谷村新司、南こうせつ、さだまさし、THE ALFEEという気心の知れた仲間たちと結成した加山雄三とザ・ヤンチャーズの“座・ロンリーハーツ親父バンド”、さらに“恋は紅いバラ”“蒼い星くず”“ぼくの妹に”“海 その愛”“光進丸”などファンが選んだ人気ナンバー、計21曲が集結。各曲はリマスタリングが施された高音質版で収録されており、宣伝文句に違わない、まさに〈究極のベスト盤〉と言えるでしょう。
そのラストを飾るのは、60年代の加山と今の加山が歌声でコラボレーションした奇跡の最新曲“紅いバラの花”。2021年に配信のみでリリースされ、大きな反響を呼んだ一曲が今回初めてCD化されました。
シンガーとして、そして作曲家、弾厚作として、ロックからポップス、ボサノバにクラシックまで多彩なサウンドを果敢に取り入れながら楽曲を創作し、長く時代を彩り、後進に多大な影響を与えてきた加山雄三。その実り豊かな歩みを過去から現在まで一望できる本作は、ファンのみならず、これから聴き始めたいという人の入門編としても最良の一枚。〈永遠の若大将〉たるゆえんでもある、そのいつまでも変わらないキラキラとした瞳の輝きが宿った一曲一曲が、まぶしい!
そして、9月9日(金)には、ソールドアウトになった〈加山雄三ラストショー 〜永遠の若大将〜〉が東京国際フォーラムで開催。同公演は、47都道府県の映画館でライブビューイングが行われることも話題です。さらに、8月26日には黄金の名コンビ、岩谷時子と弾厚作による、二度とないと思われた奇跡の新曲“海が男にしてくれた”も届けられ、〈若大将〉シリーズの復活上映もされました。そんな記念すべき節目の今、このベストで若大将の軌跡を振り返りたいですね。
RELEASE INFORMATION
リリース日:2022年9月7日(水)
品番:MUCD-1491
価格:3,300円(税込)
全21曲収録/20Pのブックレット付
TRACKLIST
1. 恋は紅いバラ
2. 君といつまでも
3. ブラック・サンド・ビーチ(加山雄三とザ・ランチャーズ)
4. 夜空の星
5. 夕陽は赤く
6. 蒼い星くず
7. お嫁においで
8. 夜空を仰いで
9. 旅人よ
10. まだ見ぬ恋人
11. 白い砂の少女
12. ある日渚に
13. 美しいヴィーナス
14. ぼくの妹に
15. 海 その愛
16. 光進丸
17. 時を超えて
18. サライ〜若大将50周年!Ver~(With 谷村新司)
19.星の旅人
20. 座・ロンリーハーツ親父バンド(加山雄三とザ・ヤンチャーズ)
21. 紅いバラの花
LIVE INFORMATION
加山雄三ラストショー 〜永遠の若大将〜
2022年9月9日(金)東京・丸の内 東京国際フォーラム ホールA ※SOLD OUT
開場/開演:15:00/16:00
プレミアム席/S席/A席:30,000円/12,000円/8,000円
主催:日本テレビ/テレビ朝日/TBS/フジテレビジョン/TBSラジオ/文化放送/ニッポン放送/朝日新聞社/ぴあ/楽天チケット/キョードー横浜
後援:東宝/渡辺音楽出版/ドリーミュージック
協賛:セイコーホールディングス/ハーフ・センチュリー・モア
企画:加山プロモーション
制作:ASOBiZM
制作協力:ライブ・ビューイング・ジャパン
協力:東京労音/東京音協/Zen-A
特別協力:アミューズ
PROFILE: 加山雄三
1937年4月11日、神奈川県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、60年に東宝に入社。「男対男」で映画デビュー。61年、映画「大学の若大将」に主演し、大人気となった〈若大将シリーズ〉がスタート。黒澤明監督の「椿三十郎」「赤ひげ」にも出演。歌手としては65年に“君といつまでも”が大ヒット。以後も“お嫁においで”など数々のヒット曲を世に送り出す。幼少期より作曲を始め、弾厚作のペンネームで、ロック・ポップスからクラシックまで幅広いジャンルの楽曲を創作し続けている。芸能生活45周年には米NYのカーネギー・ホールでのコンサート、50周年には東名阪アリーナコンサートツアーを実施。2014年には〈若大将EXPO〉と題して、77歳にして日本武道館単独公演の最年長記録を樹立し、47都道府県全県でのツアーを成功裡に収めた。また、同年秋の叙勲にて旭日小綬章を受賞した。2016年は芸能生活55周年を記念し、〈音楽は時代や世代を超える〉をコンセプトにした〈若大将FES〉を2日間に渡って開催。さまざまな年代のアーティストを招き、幅広い世代の観客を大いに沸かせた。THE King ALL STARSとしての活動も注目され、全国のロックフェスにも参戦。2019年に脳梗塞、2020年に誤嚥からの小脳内出血などを発症したが、2021年にカムバックを果たす。