UKシーンでもっとも勢いのある南ロンドン出身プロデューサーが、2021年から発表しているパーソナルな日記的作品シリーズの第3弾をフィジカル・リリース。コロナ禍において友人のヴォイス・メッセージやSNSで見つけたビデオなどからサンプリングし、自身と彼を取り巻く世界を記録しながら制作を進めた極めて私的な出処ではあるが、UKのエレクトロニック・ミュージックを確かに前進させている点は流石の一言。