現行UKシーンを代表するプロデューサーが前作『USB』からわずか数か月でリリースしたアルバムだが、その内容は実に対照的。ダンスフロアと対峙した印象の前作に対し、今作は〈10日間〉というタイトル通りに日常をテーマにしており、どこかリラックスしたムードも漂う。ジャパニーズ・ハウスの曲をモチーフにしたラストの“Backseat”は感動的だ。