『歌がなくても聞こえてくる「中島みゆきの音楽集」~こころに寄り添う24の旋律~』

コンピレーションアルバム『歌がなくても聞こえてくる「中島みゆきの音楽集」~こころに寄り添う24の旋律~』『「時代を創った名曲たち4」~瀬尾一三作品集 SUPER digest~』が2023年3月1日(水)にリリースされる。

2023年の元日、3年ぶりの新作にして44作目になるオリジナルアルバム『世界が違って見える日』を3月1日にリリースすることを発表した中島みゆき。さらに本日1月10日、初の2枚組オフィシャルインストベストセレクションアルバム『歌がなくても聞こえてくる「中島みゆきの音楽集」~こころに寄り添う24の旋律~』と、瀬尾一三が手がけた名曲を収録した作品集の第4弾『「時代を創った名曲たち4」~瀬尾一三作品集 SUPER digest~』の2作が、『世界が違って見える日』と同じ3月1日にリリースされることが発表された。

『歌がなくても聞こえてくる「中島みゆきの音楽集」』は、日本を代表する作編曲家・瀬尾のプロデュースによる中島みゆきの公式インストシリーズの新作。同シリーズは、中島みゆきの名曲・代表曲をピアノやギター、チェロ、フルートなどの楽器で美しく奏でた作品で、心に癒しを与えてくれるとしてファンの間で人気だ。同作は、既発の『チェロとピアノで聞く 中島みゆき』『インストゥルメンタルで聞く 中島みゆき』のシリーズ5作品のなかから瀬尾自身が今回の企画のために改めて選曲し、さらに〈毎日を頑張る人たちの心に寄り添う楽曲集〉をコンセプトに5曲の新録音を収録した24曲、2枚組のベストアルバムになっている。

新録された楽曲は、NHK連続テレビ小説「マッサン」の主題歌“麦の唄”(2014年)、「北の国から」など数多くのドラマを手がけた倉本聰がシニア世代に贈った渾身の帯ドラマ劇場「やすらぎの郷」の主題歌“慕情”(2017年)、中島美嘉への提供曲“愛詞(あいことば)”(2013年)、現在(いま)のリスナーからも根強い支持を受けている“化粧”と新アレンジの“ホームにて”。過去のシリーズからは、誰もが知る“糸”“地上の星”“悪女”“空と君のあいだに”や、現在上映中の映画「Dr.コトー診療所」の主題歌“銀の龍の背に乗って”など、数々の名曲や代表曲を収録している。

新録のアレンジは、中島みゆきのコンサートや〈夜会〉でバックミュージシャンを務めている十川ともじと、過去のシリーズを担当した佐藤朋生によるもの。演奏も同様に、中島みゆきのバックミュージシャンを務めていた坂本昌之や友納真緒らが担当し、美しい音色で奏でている。アルバムタイトルどおり〈歌がなくても、中島みゆきの歌声が聞こえてくるような〉アレンジで聴き手の心に寄り添い、元気になる2枚組に仕上がっている。

『「時代を創った名曲たち4」~瀬尾一三作品集 SUPER digest~』

また、『「時代を創った名曲たち4」~瀬尾一三作品集 SUPER digest~』は、言わずと知れた日本を代表する作編曲家で、中島みゆきをはじめ、吉田拓郎、德永英明らの音楽プロデューサーでもある瀬尾一三が手がけた、時代を象徴する名曲をまとめた作品集の第4弾。第1弾(2017年)が10,000枚を超える出荷数になるなど、コンピレーションアルバムとしては異例のヒットを記録しているシリーズだ。

瀬尾の功績は年々認められており、2022年には糸井重里が代表を務める株式会社ほぼ日が〈人に会おう、話を聞こう。〉をコンセプトにスタートさせた〈ほぼ日の學校〉で瀬尾の授業が配信され、谷川俊太郎をはじめ、林真理子、三谷幸喜など、作家や芸能の文化人からスポーツ選手などと肩を並べている。

そんな瀬尾による、早くもシリーズ第4弾になる『時代を創った名曲たち4』には、「NHK紅白歌合戦」でも歌唱された名曲“麦の唄”(中島みゆき)、80年代にドラマ出演と主題歌で話題になった“GOOD-BYE青春”(長渕剛)のほか、昨今のシティポップリバイバルでブームになっている楽曲も収録。海外から評価が高く、TikTokへの投稿や高い再生回数でブレイクした“黄昏のBAY CITY”(八神純子)や“Fly By Day”(杏里)、“LIVING IN THE CITY”(ジュディー・アントン)など、瀬尾が現在のブームの一端を担っていたことがわかる楽曲も収められている。いずれも瀬尾の魔法(アレンジ)がかかった名曲たちだ。

また、瀬尾の50年の音楽活動をアーカイブする書籍「音楽と契約した男 瀬尾一三」も、4刷まで増刷されるなど好調だ。瀬尾をはじめとする、日本を代表するアレンジャーの書籍やCDも数多くリリースされており、過去の名曲とともに日本の編曲家を再評価する機運が高まっているのも、作品集がここまで好評であることの一因だろう。

2作と同時にリリースされる『世界が違って見える日』も、瀬尾がプロデュースしている。名曲を生み出した瀬尾のヒットの魔法(アレンジ)の秘密に、ぜひ触れてほしい。

 


RELEASE INFORMATION

VARIOUS ARTISTS 『歌がなくても聞こえてくる「中島みゆきの音楽集」~こころに寄り添う24の旋律~』 YAMAHA(2023)

リリース日:2023年3月1日(水)
品番:YCCW-10405~6
価格:3,300円(税込)

TRACKLIST
Disc 1
1. 慕情
2. 糸
3. 銀の龍の背に乗って
4. 愛詞(あいことば)
5. 悪女
6. 時代
7. 空と君のあいだに
8. 泣きたい夜に
9. with
10. 愛だけを残せ
11. 最後の女神
12. ホームにて

Disc 2
1. 麦の唄
2. 化粧
3. 浅い眠り
4. 地上の星
5. 横恋慕
6. わかれうた
7. 狼になりたい
8. 歌姫
9. 誕生
10. 蕎麦屋
11. 一期一会
12. ヘッドライト・テールライト

■先着特典
『歌がなくても聞こえてくる「中島みゆきの音楽集」~こころに寄り添う24の旋律~』を全国のタワーレコードでご購入のお客様に先着でミニ・クリアファイル(A5サイズ)をプレゼントいたします。
https://www.yamahamusic.co.jp/s/ymc/news/detail/1398

 

VARIOUS ARTISTS 『「時代を創った名曲たち4」~瀬尾一三作品集 SUPER digest~』 YAMAHA(2023)

リリース日:2023年3月1日(水)
品番:YCCW-10411
価格:3,080円(税込)

TRACKLIST
1. ヘイ!/ナウ
2. 風の街/山田パンダ
3. My Sweet Little Eyes/しばたはつみ
4. 雨のステイション/ハイ・ファイ・セット
5. 酒もってこい/芝田洋一
6. LIVING IN THE CITY/ジュディー・アントン
7. 男と女/CHAGE and ASKA
8. Fly By Day/杏里
9. GOOD-BYE青春/長渕 剛
10. 黄昏のBAY CITY/八神純子
11. たわいないトワイライト/松崎真人
12. 愛を振り向かないで/石川優子
13. マリンブルーの恋人達/児島未散
14. ハーフムーン・セレナーデ/河合奈保子
15. 風のエオリア/德永英明
16. 君を抱きしめてた/東野純直
17. 麦の唄/中島みゆき

■先着特典
『「時代を創った名曲たち4」~瀬尾一三作品集 SUPER digest~』を全国のCDショップでご購入のお客様に先着でオリジナル・クリアファイル(A4サイズ)をプレゼントいたします。
https://www.yamahamusic.co.jp/s/ymc/news/detail/1399

 

中島みゆき 『世界が違って見える日』 YAMAHA(2023)

リリース日:2023年3月1日(水)
商品番号:YCCW-10414
価格:3,300円(税込)

TRACKLIST
1. 倶(とも)に 
2. 島より 
3. 十年 
4. 乱世(らんせ)
5. 体温 
6. 童話 
7. 噤(つぐみ)
8. 心月(つき)
9. 天女の話 
10. 夢の京(みやこ) 
*フリガナは本来、文字上フリガナ
*“倶(とも)に” ※〈倶〉は正しくは旧字体表記

■特典
『世界が違って見える日』をご購入の方に先着で下記の特典をプレゼント
1. オリジナル・クリアファイル(A4サイズ)
2. アクリルキーホルダー
3. ミニスマホスタンド・キーホルダー

 

中島みゆき 『倶(とも)に/銀の龍の背に乗って』 YAMAHA(2022)

リリース日:2022年12月14日
品番:YCCW-30087
価格:1,100円(税込)

TRACKLIST
1. 倶(とも)に
2. 銀の龍の背に乗って
3. 倶(とも)に(TV-MIX)
4. 銀の龍の背に乗って(TV-MIX)
※〈倶〉は正しくは旧字体表記

■特典
『倶(とも)に/銀の龍の背に乗って』を全国のタワーレコードでご購入のお客様に先着でクリアファイルをプレゼントいたします。
https://www.yamahamusic.co.jp/s/ymc/news/detail/1383

 


PROFILE: 瀬尾一三
1947年9月30日生まれ。兵庫県出身、音楽プロデューサー、作曲家、編曲家。69年、フォークグループ〈愚〉として活動。73年、ソロシンガーとしてアルバム『獏』を発売。同年に『LIVE’73』を吉田拓郎と共同プロデュース。その後、中島みゆきをはじめ、吉田拓郎、長渕剛、德永英明のほか、今作品に収録された日本のポップス、ロックシーンの黎明期から現在まで燦然と光輝くアーティストたちの作品のアレンジ(編曲)やプロデュースを手掛け、中島みゆきにおいてはコンサート、〈夜会〉〈夜会工場〉の音楽プロデュースも務めている。2017年、自身の作品集第1弾『「時代を創った名曲たち」~瀬尾一三作品集 SUPER digest~』を発売し、好評を博した。2019年に第2弾、2020年1月に第3弾を発売。併せて音楽活動50周年のアーカイブ書籍「音楽と契約した男 瀬尾一三」も発売、4刷と好評。2022年2月からほぼ日主催の〈ほぼ日の學校〉に講師として授業を配信中。2023年3月1日に第4弾となる作品集を発売。

PROFILE: 中島みゆき
75年、“アザミ嬢のララバイ”でデビュー。同年、日本武道館で開催された〈第6回世界歌謡祭〉にて“時代”を歌唱しグランプリを受賞。76年にファーストアルバム『私の声が聞こえますか』をリリース。現在までにシングル47作、オリジナルアルバム43作品をリリース。アルバム、ビデオ、コンサート、夜会、ラジオパーソナリティー、TV・映画のテーマソング、楽曲提供、小説・詩集・エッセイなどの執筆と幅広く活動。日本において70年代、80年代、90年代、2000年代と4つの世代(decade)でシングルチャート1位に輝いた女性アーティストは中島みゆき、ただ一人である。2002年に“地上の星”、2014年に“麦の唄”で「NHK紅白歌合戦」に出演。2023年3月1日に通算44作目となる最新オリジナルアルバム『世界が違って見える日』をリリース。