ナショナルのアーロン・デスナーが全面バックアップした23歳の新進シンガー・ソングライターの初作。ヒップホップのビートも使いつつ、煌めき、歪み、揺れも交え、ニューウェイヴ調の音像を作り上げる一方で、曲の核は儚げなアコギの弾き語りと思わせる匙加減が絶妙の一言。アンビエントな“Right Now”にはブライアン・イーノも参加。彼女の出自は姓から推して知るべし。