日本ジャズ界の鬼才西口明宏が全編ソプラノサックス&ドラムレスで挑んだ新作『Something in Red』をDays of Delightからリリース

西口明宏がニューアルバム『Something in Red』を2023年6月22日（木）にリリースする。

平野暁臣がファウンダー&プロデューサーを務めるレーベル、Days of Delight。同レーベルが、多彩な領域で活躍するテナーサックスの名手・西口明宏の新作『Something in Red』をリリースする。

『Something in Red』は、西口明宏がこのために新編成したドラムレストリオによるもので、全編ソプラノサックス、全曲オリジナル、ドラムレスという意欲作だ。脇を固めるのは、デイヴィッド・ブライアント（ピアノ）、粟谷巧（ベース）という一級の腕利きミュージシャンたち。あえて決めごとをなくしたシンプルな曲を、3人の創造力が紡いでいく作品で、たっぷりと余白の空いた空間の中を疾走する、キレのいいソプラノサックスの響きを存分に楽しめるという。

平野からのコメントは次のとおり。

「決めごとのないシンプルな構造だから、プレイヤーは存分に創造力を発揮できるし、余白がたっぷり空いているので、リスナーも想像力を刺激される。ひとりひとりの音色、タイム、フレーズ……がしっかり届く。西口明宏のもっともプリミティブな姿をとらえた本作は、彼の原風景が透けて見える、いわば“体幹”の記録です」

―――Days of Delight ファウンダー&プロデューサー　平野暁臣

また、Days of DelightのYouTubeチャンネルでは、本作のトレーラー動画が公開されている。