日本でも人気の高いノルウェー発の男女6人組による2作目。アーケイド・ファイアをはじめとする2000年代型のインディー・ロック・テイスト(エモい合唱コーラスとか!)に、北欧ならではの透明感と叙情性を加えたサウンドは今回も健在。世界中でライヴしてきた経験が活きたのか、音の厚みが前よりも増した印象で、その結果、ドラマティックなポップ感にいっそう磨きがかかっている。確かな成長を感じさせる一枚だ。