ギターを手に歌い続けてきたシンガー/ソングライターの通算13作目。〈スムース・フォーク〉を謳ったように滑らかでフォーキーなサウンドで迫る今作でもアンドレス・フォレロ(ドラムス)らの名手を招き、ソウル、ラテン、ジャズのハイブリッドとなるポップ・チューンを淀みのない声で快唱する。ビリー・ジョエル風やジャジーなスカ調のガンジャ讃歌にも笑みがこぼれる。