通算16作目。トランペットがセンティメントを運ぶ“blue”から始まり、サイケ・ロックな演奏に乗せて別れを歌った“skirt”、〈あなたが犬になっても見つけられる自信はあるのに〉というフレーズが鮮烈なバカラック風の“blow”など、人を愛することの切なさと喜びを切り分けることなく歌った13曲を収録。まだ終わらなければいいのに、と思いがちな季節の心象が写る。