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Bearwear、宗藤竜太、寺尾紗穂、Laura day romance……Mikiki編集部員が今週オススメの邦楽曲

【Mikikiの歌謡日!】第51回

Bearwear、宗藤竜太、寺尾紗穂、Laura day romance……Mikiki編集部員が今週オススメの邦楽曲

毎週火曜(歌謡)日に更新中の、Mikiki編集部員とTOWER DOORS担当・小峯による、最近トキめいた邦楽曲をレコメンドする週刊連載〈Mikikiの歌謡日!〉。今週は第51回です。紹介した楽曲はSpotifyのプレイリストにもまとめているので、併せてお楽しみください。 *Mikiki編集部

★〈Mikikiの歌謡日!〉記事一覧

Spotifyプレイリスト
 

【小峯崇嗣】

Bearwear “Thoughts, Views, and Different Layers”

東京を拠点に活動する2人組によるインディロック・デュオ、Bearwearが3月29日(日)にセカンドミニアルバム『:LIVING IN THE ECHO CHAMBER』をリリースすることを発表。そのアルバム収録の楽曲3曲を含めたEP『:2222』を先行配信しました。

たくさん音楽を聴いているとその一年間の中で途轍もない、体の奥底の芯から鳥肌が経つほど感動する曲に出会うことがあります。それがBearwearの新曲でした。彼らの進化に驚きを隠せませんでした。まだ未聴の方はぜひ一曲目から聴いてみてください。

 

rowbai “Ending”

東京を拠点に活動する、SSW/トラックメイカーのrowbaiの最新シングル。2分という短い曲ですが、トラップビートを散りばめ、ダークなエレクトロニックサウンドにインダストリアルサウンドなどをブレンドさせた実験的なサウンドにゾクゾクしてしまう一曲。

TOWER DOORS では彼女にメール・インタビューを行っておりますので気になった方はぜひ一読を。

 

【酒井優考】

Mr.Children “フラジャイル”

なんだか最近はパッとしないニュースばかりでモヤモヤします。何が正しくて、誰が正しいのかわからない。誰かを責めるのは簡単だけど、それで何かが変わるわけでもないし、そんなこともないかもしれない。結局、その困難を乗り越えるのは自分自身でしかないと思います。

自分が12歳だった1995年、阪神大震災やオウム事件が起こり、やはり今のようにパッとしないニュースばかりでモヤモヤしていた時にある日突然耳に飛び込んできて、パッと目の前が開けたような感覚になった曲がMr.Childrenの“フラジャイル”でした。当時この歌詞には驚いたな~。たぶんこういう時期の直後こそ、優れた音楽・芸術が生まれてくるチャンスだと思っています。

 

宗藤竜太 “LADY”

ほらね。

 

add “鯨”

タグチハナ、黒川"バンビ"絢太(可愛い連中/ex.アカシック)、西村コン(ex.きのこ帝国)による3ピース、1月リリースのファースト・デモ『telescorping』より。名曲。

 

カムラ ミカウ “luminous”

3/18配信の新曲がJVCブランドの動画に使用。早く全部聴きたい。

 

「Macの向こうから — まだこの世界にない物語を」

コマーシャル的な動画をもう一丁。数々の名作アニメと中村佳穂“アイアム主人公”(2018年作『AINOU』収録曲)が見事にマッチ。

 

chelmico “Limit”

一昨年から絶対クると言い続けてついにMステ出演!……そんな“easy breezy”に続いて、こういうダークな雰囲気の曲を持ってこれるのがすごいと思います。サビの開ける感もいいし、ラララライ体操や井森美幸などをオマージュしたどこかで見たことある振付もナイス。

 

東京事変 “永遠の不在証明”

東京事変再生おめでとうございます。コナンの映画に絡めた歌詞の深読みも捗るし、ソロ回しも最高だし、突如終わると見せかける最後もかっこいいし。

 

Limonène “ついに二人きり(Tsubusare BOZZ Remix)”

敬愛するハヤシベトモノリさんのリツートで回ってきたので聴いてみたら100点満点中250点くらいの曲でビックリしました。サノカモメと月島春果のユニット・Limonèneの楽曲をTsubusare BOZZがリミックス。全員最高。全員天才。

 

打首獄門同好会の謎の歌

(最初のミスチルの話からの続き)だからってさあ、ライブを無観客にした上で動画配信して、オープニングにこんな曲を流して、「みんなも歌ってね」っつってカラオケ音源をギガファイル便でタダで配っちゃう打首はどうにかしてると思いますよ!(もちろんいい意味で!!)

 

【天野龍太郎】

寺尾紗穂 “北へ向かう”

私的今週の一曲。

寺尾紗穂さんが明日3月4日(水)にリリースする新作『北へ向かう』の表題曲。編曲はキセル。寺尾さんがさらりと歌う〈日々生まれてゆく新しい愛の歌〉というラインに重層的、多層的な意味が込められていて……ぐっときます。

 

Kan Sano “On My Way Home”

3月25日(水)にリリースされる『Lo-Fi Hip Hop, Soul from origami PRODUCTIONS -Pray for Australia-』から。同作からは先日、関口シンゴさんの楽曲を紹介しました。静かにループするシンプルで流麗なピアノ。そしてファットなビートとベース。こういう〈凄腕ミュージシャンたちが作るlo-fi hip hop〉というのも、たまらないものがありますね。

 

Nao Kodama × Kan Sano “瀬戸際のマーマレード”

そのKan Sanoさんと児玉奈央さんとのコラボレーション・ソングのミュージック・ビデオが公開に。〈生活〉を写し取った映像、とってもいいですね。TOWER DOORSが紹介した2人の曲“SUIMENKA Destiny”も併せてどうぞ。

 

BIM “Be feat. Bose”

めっちゃいいコラボですよね!

 

aiko “青空”

私的今週の一曲(裏)。

実はaikoの作品がストリーミング・サービスで解禁されてからというもの、ずっと彼女の音楽ばっかり聴いています。ファースト・アルバムの『小さな丸い好日』から順番に。そしてそのでっかい才能に畏怖の念すら抱いています。

はたしてこのニュー・シングル“青空”、意外と(いい意味で)〈aikoっぽさ〉が希薄だと感じるのですが、いかがでしょう?

 

【田中亮太】

Laura day romance “rendez-vous”

東京を拠点に活動する4人組が、初アルバム『farewell your town』を4月22日(水)にリリース。同作からのリード曲“rendez-vous”を公開しました。いままでのバンドの特徴であった、UKロックからの影響が顕著な力強いロック・サウンドは、今回少し抑え目。小気味よいギター・フレーズとセカンドライン調のリズムにウキウキしてしまう、アコースティック・グルーヴな1曲に仕上がっています。早く春にならないかな~。

 

okadada “#BLKBX livemix at timeoutcafe ebisu 20200227”

さる2月27日、東京・恵比寿のTime Out Cafeで開催された、BUDDHAHOUSE主催の新パーティー〈BLKBX〉。この回、ゲストDJとして登場したokadadaが、同日のセットを公開しました。〈何が選曲されるか全く予測できない、法則や秩序の無い何でもアリなロングセット〉がコンセプトという〈BLKBX〉の主旨を完璧にに咀嚼し、さまざまな年代の和モノやアンビエント、ミニマル・ハウス~レフトフィールド・テクノなどを縦横無尽にミックスしています。自分もこの日、足を運んでいたのですが、マッシヴ・アタックの“Teardrop”が霧中からゆっくりと姿を現してくるかのように聴こえてきた瞬間、失禁しそうになりました。選曲リストも上記サンクラに乗っているので、興味のある方はぜひ。BUDDHAHOUSE氏のセットも近く公開されるそうなので、そちらも楽しみです。

 

Torei “Fish Shooter”

京都から東京に拠点を移したDJのToreiが、レーベル〈Set Fire To Me〉を立ち上げ、まずは自身のEP『SFTM001』をリリースしました。いずれも不思議な人懐っこさを持ったフロア・バンガ―って感じでめちゃくちゃカッコイイんですが、ここでは2曲目の“Fish Shooter”をピックアップ。推進力に溢れたビートとヒプノティックなシンセが心地よいテック・ハウスにつき、いろいろなパーティーのさまざまな時間帯で投下されそう。レーベルのこれからの動きも楽しみです。

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