間に「リスペクト」のサントラもあったが、このインタースコープ移籍作は実に10年ぶりの新作。伝統的なキャロルや霊歌からオリジナルまでの振り幅が、デヴィッド・フォスター、ライアン・テダー、フェデリコ・ヴィンドヴァー、ジェイムズ・ポイザーという全方位型の布陣で具現化されている。コモンが駆けつけた“Almost Christmas”、カーク・フランクリンとの“Go Tell It On The Mountain”が出色。オープニングとラストをグレッグ・フィリンゲインズに委ねた品のある構成も含めて完璧だ。
ジェニファー・ハドソン(Jennifer Hudson)『The Gift Of Love』デヴィッド・フォスターら全方位型布陣で振り幅を具現化した10年ぶりの新作
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