8年ぶりのソロ作。王の帰還を宣言するパワフルなヒップホップ“Power”、アンダーソン・パークが客演したスムースなディスコ曲“Too Bad”、英韓日中の歌詞を織り交ぜたドラマティックなバラード“Drama”などなど、多彩な楽曲を自分の色に染め、K-Pop隆盛の始祖としての貫禄を見せつける。モッキーやボーイズ・ノイズ、ジャスティスらが関わった後半のダンス・ポップ群も上々だ。テヤンとテソンをフィーチャーして実質的にBIGBANGの楽曲といえる華やかな“Home Sweet Home”をアルバムのオープニングに据えた理由は、グループが20周年を迎える2026年に明らかになるのかもしれない。