G-DRAGON(BIGBANG)がディプロやボーイズ・ノイズ、スクリレックスらと絡み、そのスクリレックス作品にGDと共に招かれたCL(2NE1)はウィル・アイ・アム作品に参加したほか、絶賛制作中らしいソロでのUSデビュー作でもなんやかんやある模様。さらにDYNAMIC DUOはDJプレミアと昨年まさかの融合を果たし……と韓国のアーティストとUSの大物が絡む機会が最近増えてきている昨今(あ、PSYも!)。そんななか続いて登場したのは、防弾少年団のリーダー・RAP MONSTERと、US西海岸の大物ウォーレンGによるコラボだ。どうやらウォーレンからのラヴコール……とのことで、彼のトラックにRAP MONSTERがリリックを付けた“P.D.D”が完成。このたびミュージック・ビデオが公開された。スムースなGサウンドに乗って〈マイ・メン・ウォーレンG〉って言ってる!……と細かいところに反応してしまった次第。
もうひとつは、韓国のラッパー・SAN Eの声掛けで実現した〈#HIPHOPISHIPHOP〉というワールドワイドなプロジェクト。韓国代表のSAN EにUS代表のKRS・ワン、現在はベルリンを拠点に活動する日本代表のJulian Naganoら世界14か国のラッパーが参加し、各々が自身の言語&スタイルでヒップホップへの愛を表現した“Hip Hop For The World”のミュージック・ビデオが公開されている。ウェールズやボスニア、フィンランド、バングラデシュ……と見事にバラバラの言語を乗せたマイクリレーがとにかく圧巻です。こちらはインスパイアされたという“We Are The World”同様にチャリティー・ソングとなっており、ここでの収益はすべてUNICEFに寄付されるとか。