届け続けていきたい
――シングルの後はツアーを大阪で終えて、12月27日にはKanadevia Hallでスペシャル・ライヴ〈ExWHYZ Special Live ‘Ⅰ’ -3rd Anniversary Final & Year End Party-〉が開催されます。こちらはcross-dominanceさんとのバンド・セットになるんですね。
yu-ki「はい、cross-dominanceさんとは、今年の4月に〈SAKURA MUSIC FES.〉で初めて一緒にライヴさせていただいて、リハの段階で、音を組み立てながらその場でアレンジが出来ていく様子を間近で初めて見て。もともと自分たちの曲なのに、また違う楽しさや新しさを感じられるのがおもしろくって、〈こんなに楽しそうに音楽って作られるんだ!〉って刺激を受けて、そんな方たちとライヴできて楽しかった思い出があって。それが今度はワンマンで曲数も増えるし、前にやってない曲もやれることを思ったら、楽しみになっちゃって」
mikina「ずっとライヴしてると良くも悪くも形みたいなのが決まってくるけど、初めて4月にバンドでやった時、〈こんな歌い方してみてもいいんだ〉みたいなものが引き出されたのもめちゃくちゃ楽しくて。で、自分たちもその後にツアーを2本やってきて、がんばって向上してきたこともあると思うから、そのうえでまた挑戦できるのが楽しみですね」
――YouTubeで4月のライヴは限定公開されてますが、それ以上のものを。
mikina「きっとお届けできます」
yu-ki「バンド・セットでアレンジしたらおもしろそうな曲を考慮してセトリも作ったので、楽しみにしててほしいよね」
mikina「この日だからできる新しい試みも考えているので」
yu-ki「大忘年会です」
――では、2026年はどんな年にしましょうか。
mikina「2025年はいっぱい種を蒔いて、もみくちゃにされながらそれを育ててきたイメージの1年だったので、そのなかで〈自分たちが何を良しとするのか〉みたいなのを詰めていって、漠然とやるんじゃなくて、やりたいことを1つ1つ刺していくみたいなことができたら、きっと私たちだけの良いものが世に出せるようになるはずだから、それができる一年になったら良いなって思ってます」
yu-ki「広め続ける年にしたいですね。今年はこれだけライヴをたくさんやらせていただいて、自分たちのライヴに自信を持てたから、この曲やパフォーマンスが外の人に見つからないのは悔しいって思いが余計に生まれてきているので。そこをもっと観てもらえるような、広げられるような一年にしたいです。あと、フェスにいっぱい出たい!」
mikina「フェスっていいよね。新しい人に届けられたって気持ちと、届かなかったって気持ち半々で、いつも気持ち的にはボコボコにされるんですけど、絶対に良い経験になってるし、〈ここが足りないんだな〉とかもすぐわかるし」
yu-ki「自分たちの伸びしろをダイレクトに感じると、〈まだまだやれることいっぱいあるじゃん〉って刺激になるし、主人公になった気持ちになれる(笑)」
mikina「そうだね(笑)。クエストが明確になるみたいな。そうやって広げていかないと、やれることもどんどん狭まっていくし、そうなったら自分たちが良いと思うものもどんどん廃れていって、成長できずに終わっちゃうし。楽しい空間を極め続けて、届け続けていきたいですね。自分自身もいろんなものを吸収して、広げて、良いものを作り続けることができる人たちでありたいです」
ExWHYZの近作。
左から、2025年のシングル“iD”、2024年のEP『Sweet & Sour』、同年のアルバム『Dress to Kill』(すべてユニバーサル)
左から、DONGROSSOの2025年作『ANTI SOCIAL SOUNDSYSTEM』(A.S.A.B)、どんぐりずの2024年作『DONGRHYTHM』(DONGURIZU)、MONDO GROSSOの2022年作『BIG WORLD』(A.S.A.B)