10年前の傑作デビュー盤を再構築した新作。オリジナルと同じ日時、場所、スタイルで再録を敢行したそうだが、穏やかな余韻を漂わせたテイクが多く、原曲とは異なる質感のメロウネスが生成されている。70年代カルト映画のサントラから抜き出したかのような“Little Joe And Mary II”をはじめ、成熟度がアップした演奏に揉まれてイイ味の沁み出た本作もやはり傑作と呼びたい。