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オリヴィア・ディーンの音楽と『The Art Of Loving』に繋がるさまざまな作品

OLIVIA DEAN 『Messy』 EMI(2023)

マット・ヘイルズを中心にトレ・ジャン=マリーらもプロデュースに関わり、見事に全英4位を記録したファースト・アルバム。作風はモータウンなど諸要素も取り込んだコンテンポラリーなネオ・ソウルで、シングル・ヒット“Dive”も生まれている。

 

EZRA COLLECTIVE 『Dance, No One’s Watching』 Partisan/BIG NOTHING(2024)

敏腕プレイヤーが揃ったロンドンのジャズ・コレクティヴによるセカンド・アルバム。ヤズミン・レイシーやムーンチャイルド・サネリーといった客演陣が鮮やかな個性を放つなか、オリヴィアも“No One’s Watching Me”で華のある歌唱を聴かせる。

 

YAZMIN LACEY 『Teal Dreams』 AMF/Virgin(2025)

レイやジョルジャ・スミス、クレオ・ソルらUK発R&B勢の活躍が目立つ昨今、ノッティンガム出身のシンガーが初期オリヴィアも在籍したAMFで放ったのが本作。マイルス・クリントン・ジェイムズと共にマックス・ウルフギャングも参加している。

 

AMY WINEHOUSE 『Back To Black』 Island(2006)

直接的な影響を公言しているアデルをはじめ、ブリット・スクールの先輩はフロエトリーからロイル・カーナーまで数多い。そのなかでは英国産らしいモータウン作法のモダンな導入という意味でも、エイミーの及ぼした影響はやはり大きいはず。

 

VAROUS ARTISTS 『This Town』 Polydor(2024)

80年代初頭のバーミンガムとコベントリーを舞台にしたBBC One製作ドラマのサントラ。作中の俳優によるスカ・バンドの楽曲と並び、オリヴィアはジミー・クリフ“Harder They Come”のソウルフルなカヴァーでルーツの一端を垣間見せた。

 

MS. DYNAMITE 『A Little Deeper』 Polydor(2002)

UKガラージのシーンから英国版ローリン・ヒル的な佇まいで脚光を浴びたラッパー/シンガーの、マーキュリーに輝いた初作。初期のオリヴィアがここに収録の“Dy-Na-Mi-Tee”をカヴァーしていたように折衷的な個性は通じるものがある。

 

VARIOUS ARTISTS 『Bridget Jones’s Diary: The Mixtape』 Universal/ユニバーサル(2025)

映画「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズの人気曲を集めたベスト盤で、最終作でオリヴィアが歌った“It Isn’t Perfect But It Might Be”も聴ける。ここには未収録ながらシリーズ第2弾のサントラにはエイミー・ワインハウスも参加していた。

 

MAVERICK SABRE 『Burn The Right Things Down』 FAMM(2024)

オリヴィアの“A Couple Minutes”をコライトし、バック・コーラスにも名を連ねているアイルランドきってのコンテンポラリーR&Bシンガー。こちらの通算5作目では『The Art Of Loving』と同じくザック・ナホームが総監督を務めている。