〈フジロック〉出演も控えるなか、7年ぶりの4作目が登場。ヒプノティックな“No Feeling”でターンスタイルのブレンダン・イェーツ、ドリーム・ポップ調の“Wake Her Up”でウィスプ、さらに“Blood On My Blood”で初期から親交の深いレイナー・マリアのケイスリン・ド・マライスを招くなど客演ヴォーカルを加える作法は前作と同様ながら、シンセやエレクトロニクスを効果的に取り入れつつ、これまでに増してアンサンブルは複雑に組み上げられている。特にドラムの手数の多さとエディット感覚が新鮮。頭・体・心のいずれもが澄み切った状態で制作されたことが伝わってくる傑作だ。