昨年のEPで一気にスターダムを駆け上がったアルゼンチンのデュオより注目のセカンド・アルバムが到着。ボリウッドなオープナー以下、世界中の土着舞踏音楽をモリモリ詰め込み、それらを曲の途中で倍速トランス化したりトラップ化したりするもんだから、忙しないことこのうえなし。スティングやアンダーソン・パークら著名な客演陣も霞むほどのゴチャつき具合と節操のなさ、そして弛緩したラップの相乗効果により人を喰ってる感が増しています(褒めてます)。成功者の孤独をMJ流儀のダンサーに乗せて表現するアイデアも秀逸。「一発屋じゃないの?」と揶揄する人たちを黙らすには十二分の出来でしょう。