90年代からずっとコンスタントに活動し続けているジョン・テハダですが、近年のコンパクトからの作品はどれも高品質。彼のメロディアスなアンビエント的側面や程良いIDM感もレーベルのカラーに合っている気がします。本作も然りで、抜群の安定感と適度な刺激を伴った間違いないテクノ作品に。豊かなシンセ・フレーズを備えたリズミックなテック・ハウス、心洗われるビートレスのトラックに聴き惚れてしまいます。