4月2日、Mikikiはスタートから1周年を迎えることができました。いつも新しい〈これいいよね!?〉をお届けする〈The Best Place to Find Music〉であらんと、この1年で公開してきた記事は約6,000本。そのなかで、特に反響の大きかった人気の記事をジャンル/カテゴリー別にご紹介していきます! 今回は、ポップ/ロックのレヴューのトップ10!
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1POP / ROCK
ワシントンDCの男性歌手/マルチ奏者、ロー・ファングの初ソロ作『Blue Film』はエロス漂わせた歌がジワジワ効いてくる一枚
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2POP / ROCK
ノエル・ギャラガー、ソロ・プロジェクトでの2作目『Chasing Yesterday』は冒険的なサウンド&オアシス以来のノエル節健在
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3POP / ROCK
マルコム・ケリーとトニー・オラーのユニット、MKTOの初アルバムはラップ混じりのユニゾン・ヴォーカルでモータウン・ビートやシンセ・ポップなどに乗っかるアッパー&キャッチー盤
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4POP / ROCK
マンドゥ・ディアオ、新作『Aelita』は煌めきの80sエレポップな世界&ベタな女性コーラスもディスコ気分を盛り上げる驚きの変身ぶり
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5POP / ROCK
ヴェルヴェット・アンダーグラウンド、ルー・リードのメロディー・センスが遺憾なく発揮された3作目の全貌を体感できる完全盤が登場
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6POP / ROCK
90sオルタナを現代的に解釈したサウンドで知られるNYのインディー・バンド、シンバルズ・イート・ギターズの硬質な音に広がりや幅が加わった3作目『Lose』
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7POP / ROCK
〈ポスト・ストロークス〉と言われるブルックリンの4人組、パーケット・コーツの確信犯めいたゴッタ煮感が痛快な新作『Sunbathing Animal』
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8POP / ROCK
ベン・ワット、エヴリシング・バット・ザ・ガールともDJワークとも異なるアコースティック・サウンドに柔和な温かみを加味した31年ぶりソロ作『Hendra』
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9POP / ROCK
カサビアン、グルーヴ感重視のソリッドなロックンロール軸に4つ打ちエレクトロックや妖しいサイケ・ポップ披露するデビュー10年の節目に相応しい新作『48:13』
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10POP / ROCK
ノルウェーのSSW、ベルマンの2作目『Melopoiia』はオーケストラルなサウンドが北欧産らしくシガー・ロスやアウスゲイル作品に比肩するほどの神々しさ
1位を獲得したのは、シャネル〈No.5〉のCMに楽曲が起用されて以降、検索による流入が続いたロー・ファングの『Blue Film』。2位にはノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ、4位にはマンドゥ・ディアオ、9位にはカサビアンが入っており、フェス出演も含め何度も来日公演を行っている人気アクトの新作に興味を持った方が多かったようです。
ほかには、昨今のオルタナ再ブームの一端を担うシンバルズ・イート・ギターズ、〈ポスト・ストロークス〉という形容が興味をそそるパーケット・コーツ、シガー・ロスが引き合いに出されるベルマンなど、世界各地で活躍する新鋭アクトの作品もランクイン。ヴェルヴェット・アンダーグラウンドが69年に発表したサード・アルバムの完全盤や、ベン・ワットによる31年ぶり(!)のソロ作など、レジェンド・アーティストの話題作も大きな注目を集めました。