マーク・ロンソンからリチャード・ボナまでが絶賛するこの若き女性歌手はブルガリア出身。世界各地を旅してさまざまな音楽を吸収し、そこから選び取ったのはエレクトリックなジャジー・ソウルだった。彼女のヴォーカルは温かみと官能的な感覚が混ざったもので、声そのものが愛を表現しているよう。ホセ・ジェイムズ・バンドのリチャード・スペイヴンがドラムを叩いていることもあって、音のあり方はセラヴィンスに近い。