origami PRODUCTIONSの中心メンバーであるキーボーディスト/プロデューサーのSWING-Oが立ち上げたプロジェクト〈ピアノとラップ〉。これは、昨年6月に自身の誕生日を記念したイヴェント〈#45fes〉にて、Mummy-D(RHYMESTER)らラッパー陣とSWING-Oが弾くピアノとのコラボレーションが好評を得たことをきっかけに立ち上がったものだという。
本企画は、〈ラップとピアノ(Rap with Piano)〉のSoundCloud上に公開されたSWING-Oによる24小節のピアノ伴奏(上掲の音源)に、参加者が自由にラップを乗せて同サイトにアップする〈オープン・マイク〉スタイルで実施。こちらのアカウントはパスワードが公開されている(e-mail:1@ori-gami.com/パスワード:swing-o)ので、誰でもレコーディング音源をアップすることが可能だ。
第1弾となる今回は、ケンドリック・ラマー“i”でも使われたアイズレー・ブラザーズ“That Lady”ネタ! できれば〈I Love Myself〉をテーマにした内容が好ましいようだ。すでにタカツキ(SUIKA)や大袈裟太郎をはじめ数人の音源が公開中なので、ラップでもポエトリーでも、プロ/アマ問わずわれこそは!という人はどんどん参加しよう。もちろん日本のみならず、世界のどこからでも応募は可能だ。
【SWING-Oからのコメント】
この24小節でもって、色んなラッパー/詩人の作品を発表しあうって面白くない? それもアカウントを皆で共有すれば、同じ元ネタで、皆がどう自己表現するのか?を聴くことが出来る。そんな試みを始めてみようと思います。直接参加をお願いしてる人も多々います。プロアマ学生問わず、同じ素材でスキルやフロウやストーリーを競う、そんな場を提供しよう!て話。ラッパー/詩人じゃない人も、興味をもってくれたなら是非シェアしてね!!!
なお、今年のSWING-Oの誕生日となる6月25日(木)には、サイプレス上野やCOMA-CHI、AFRAらがゲスト出演するイヴェント〈#ピアノとラップ #ピアノとダンス〉が開催される。ラッパー陣のみならずダンサーとのコラボも楽しめるとは興味深い。こちらも併せてチェックを!