OvallやKan Sano、Michael Kaneko、Hiro-a-keyを擁するorigami軍団とガッチリ組んだ初のカヴァー・アルバム。冒頭から総勢で“SPARKLE”を披露し、“真夜中のドア”や“プラスティック・ラブ”も歌って表題に添いつつ、選曲はニューミュージック時代の定番が軸にある印象で、かまやつひろし“ゴロワーズを吸ったことがあるかい”や鈴木茂“砂の女”などの味わいがハマる。この種の打ち出しに食傷気味な人にも聴いてほしい名演集だ。