〈メロウ・カナリア〉の愛称で知られ、80年代初頭から活躍するダンスホール歌手のセルフ・カヴァー集。ジャマイカ人の日常に寄り添う言葉の数々が、哀感たっぷりのアコギを連れてブルージーに響き渡り、言わずと知れたガンジャ・チューン“Under Mi Sensi”もどこか崇高な雰囲気に。ほぼビートレスなのに、そのフロウさえあればレゲエとして成立するなんて……鳥肌立ちました。共同プロデュースはハンデル・タッカー!