ニューヨークで活躍するヴォーカリスト、古賀マリのファースト・アルバム。ジャズというよりは、ラテンジャズに随分よった内容なのがニューヨークらしい。ニューヨークではカメラマンとしても活動している常盤さんからの紹介で聴いてみた。コンガとドラムの噛み合わせが気持ちよく、ご機嫌なラテンジャズ・サウンドが伴奏する。マイク・ロドリゲス、ルーベン・ゴンザレスといった中堅の名前も並ぶが、あまり知らない名前がずらりと並んでいる。新人なのだろうか、しかしさすがニューヨーク、ラテンジャズの本場の音をたっぷり楽しめる。突然、三曲目の日本語の唄にこれは日本人のアルバムなのだったと我に返った。
NYで活躍するヴォーカリストの古賀マリ、マイク・ロドリゲスやルーベン・ゴンザレス参加したラテンジャズ・サウンドがご機嫌な初作
DISCUNION JAZZ