人気メゾの2014年秋のライヴ。ハイドンの長大な《ナクソス島のアリアンナ》でスタート、で、次はいきなりロッシーニ。《ラ・ダンツァ》の軽やかでダイナミックな歌唱で雰囲気が一気に変わる楽しさ。続いてサントリクイド《夕べの歌》。叙情性豊かな曲でしっとりと歌い上げます。後半は《夢路より(夢見る人)》から始まるアメリカン・ソングの数々。ボルコムの《キャバレー・ソング》あり、ミュージカルナンバーあり。彼女の多彩な魅力が満開。彩り鮮やかなマエストロ、パッパーノのピアノと共に“何でもあり”の自由さとクオリティの高さの同居を実現させた見事なステージです。
ジョイス・ディドナートがパッパーノの自由なピアノでハイドンからミュージカル・ナンバーまで歌い上げた2014年秋のステージがCD化
ERATO/ワーナー