スタジアム系ダブステップの雄が4年のブランクを経て帰還した。彼らの代名詞である分厚いシンセとめくるめくメロディー、アラーナ・ワトソンの気高い歌唱を中心に据えたダーク・チューンたちは威厳に満ち、まだ2作目とは信じ難いレヴェルで結合。ここしばらくのEDM的に明快な展開やハウシーなグルーヴを持ち合わせ、強豪ひしめくダンス・ミュージック界のメインストリートを威風堂々と闊歩する。