日本勢として初めて米アーテリーと契約し、新ベーシストを迎えた新体制で送り出す3作目は、バンドの深化を物語る一枚だ。Ikepy(HER NAME IN BLOOD)やHiro(FACT)、Makoto(SAND)、HAYATO(MEANING)に加え、ヴォーカルのRyoが以前客演したイン・ハーツ・ウェイクのジェイク・テイラーら国内外からの豪華ゲストも大きなトピックだが、叙情性を際立たせたミッドテンポのトラックをラップとスクリームで盛り立てる“Dreamcatcher”、殺傷力の高いギター・リフと獰猛なグルーヴが襲い掛かる“New Romancer”“Hades”など、破壊力を増しながらスケール感をより大きく広げた楽曲群がとにかく素晴らしい。ビースティ・ボーイズ“Body Movin'”を超ブルータルに解釈したカヴァーも必聴だ。
Crystal Lake、米アーテリーと契約し新体制で送る新作はFACTやHNIBにMEANINGのメンバーら迎え破壊力&スケール感アップした楽曲群が◎
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