現行クラブ・シーンの最前線の地と言えるベルリンと、京都の山村に構えた自作スタジオを往復して制作されたというセカンド・アルバム。近年のシティー・ポップ勢とも相性良さげな“Dancin'”、グリム童話をアダルティーに仕立て直した“赤ずきん”、艶やかさと初期の電気グルーヴ的な独特のいなたさが際立つ“Macho WOMAN”をはじめ、アクの強さも手伝って強烈に耳に残る楽曲ばかり。〈サーカス〉とは言い得て妙なり。