COLUMN

鬼龍院翔やindigo la End、初恋の嵐ら参加! スピッツの名盤『ハチミツ』をこよなく愛する面々によるトリビュート盤

JUST LIKE HONEY
20歳を迎えたスピッツのあの名盤がリボーン!

VARIOUS ARTISTS JUST LIKE HONEY ~『ハチミツ』20th Anniversary Tribute~ ユニバーサル(2015)

 スピッツ『ハチミツ』のトリビュート盤『JUST LIKE HONEY~『ハチミツ』20th Anniversary Tribute~』には、同作をこよなく愛する面々が集った。オリジナルの発表時の95年に名が知られていたのは曽我部恵一のみ。この点だけでも次世代の圧倒的支持が窺えるし、自分も高1から聴き続けているし、やはり名盤と推したい。

 多彩な今回の収録曲で新鮮だったのは、トリビュート盤の参加自体が初という鬼龍院翔ゴールデンボンバー)が歌う“ルナルナ”で、ホーンやストリングスで彩ったエレガントな演奏とあの美麗ヴォイスが、曲と不思議にマッチ! 続くindigo la Endによる“愛のことば”では緩急自在のアレンジに唸らされ、歌詞そのままに煙のなかで溶け合うような陶酔が待っている。曽我部恵一を迎えた初恋の嵐が贈る“君と暮らせたら”もすごい。J-Pop以前、70~80年代のポップスを思わせるファルセットは時を心地良く巻き戻し、得も言われぬ恍惚で包んでくれる。あとは、どのアクトも歌にほぼフェイクを入れていないのが印象的。原曲のメロが素晴らしいことの何よりの証明だ。

40周年 プレイリスト
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