INTERVIEW

エミ・マイヤーが語る、自由な発想と開放感ある演奏が導いたロマンティックなジャズ・スタンダード集『Monochrome』

エミ・マイヤーが語る、自由な発想と開放感ある演奏が導いたロマンティックなジャズ・スタンダード集『Monochrome』

自由で開放的なシャンパンと音楽で、新しい夏のスタイルを味わう

 まぶしい白いボトルと真っ白なワンピースの組み合わせがなんとも涼し気。目の前で寄り添っているのは、まるで美男美女カップルのような、モエ・エ・シャンドンの夏季限定シャンパン〈アイス アンペリアル〉とエミ・マイヤーのおふたり。うだるような暑さが和らいだ夕暮れ、そよ風が吹き抜ける東京ミッドタウンのオープンテラスで、グラスに注がれたシャンパンに舌鼓を打つ彼女の笑顔が爽やかに弾ける。

 「きれいな泡! おいしい! 実はお酒のなかでシャンパンがいちばん好きなんです。フルーティーでとても飲みやすくて、夏にいいですね。ラグジュアリーなところも魅力だし、ライヴを観ながら飲んだりすれば程良い感じでエンジョイできて、いい開放感が味わえそう」

 氷を浮かべて初めて完成するこのシャンパン。口の広いワイングラスに〈アイス アンペリアル〉を注ぎ、大きめのアイスキューブを3つ入れれば、暑い日差しの元でも適温のまま爽やかさをずっとキープできる。よって、野外でライヴを鑑賞しながら美味しくいただく、なんてのもたまらなく良さそう。ところでエミさんが一回飲んでみたいミュージシャンって誰?

 「ジョン・ブライオンはおもしろそう。いったいどんな人なのかな?って気になる。ライヴを観たことがあるけど、ステージのまんまブツブツ独り言を言ってそう(笑)。亡くなった人だったら?  ジェフ・バックリーとかね。暗い人かもしれないから。ついつい飲み過ぎちゃうかもしれない(笑)」

EMI MEYER Monochrome プランクトン(2015)

 お酒が魅力を十二分に引き立たせる役割を担っている音楽といえば、ジャズの右に出るものはない。お酒という相棒がいたからこそジャズの歴史はいくつもの豊かな物語を紡ぐことができたのだと言ってもよいかと。彼女の最新作『モノクローム』は、ロマンティックなスタンダード・ナンバーたちと向き合ったジャズ・アルバム。飲むほどに豊かな香りが広がる素敵な1枚だ。

 「エリック・レニーニといっしょに録音がしたくってパリへ向かったんですが、自由な発想力を持ったプレイヤーたちが多くて、新しいフレーズが生まれる可能性を感じたんです。彼らの演奏は開放感があるものばかりだったからすごくリラックスできて、音楽が自然に生まれていく感覚を得ることができて。最近は他の人の言葉を歌うことをあまりしていなかったのですごいチャレンジだったし、ある意味で実験的な作業でもあった。永井聖一と作った前作(『エミ・マイヤーと永井聖一』) とは全然違うプロセスでしたし、2日間で録り終えるのもヨーロピアンっぽい〈レッセフェール〉なエッセンスもロマンティックでしたね」

 時代を超えて愛されるスタンダード曲と向き合うことで多くの発見が得られ、レヴェルアップがもたらされたという彼女。そもそも音楽の魅力や効力についての見直し作業において、さまざまな解釈を可能とするジャズ・スタンダードは非常に適していると言えよう。

 「スタンダードはさまざまなタイプの人に歌われて、いろいろと形を変えながら今日まで生きながらえている。アマチュアからプロまでみんなが繋がれる音楽ですよね。スタンダードを野外フェスで歌っていると、私のことを知らない人も聴きに来てくれるんです。世代の繋がりだけでなく、横への広がりも生んでくれる。そういうパワーを持っているんだと改めてわかった」

 次なるアルバムの構想は? またガラリと変わる可能性はあるの?と訊くと「オリジナルはちょっと増えます。いろいろ変わると思うけど、これまでの私の作品で見られた〈ガラリ〉という感じとは違うものになるはず」と笑う。9月には〈New Acoustic Camp 2016〉という野外フェスの出演も控えている。野外ライヴは好きですか?

 「18歳の頃、ハービー・ハンコックを動物園の野外フェスで見て、すごく楽しかった。シアトルはワインが名産品なんですけど、ワイナリーでフェスがあってダミアン・ライスをワインとチーズを食べながら聴いたのがいい思い出。オープニング・アクトはフィオナ・アップルだった。ああいう開放感のある音楽を伝えられたらいい。なんだか今日は〈開放〉って言葉を何回も使っている気がするな(笑)」

 

エミ・マイヤー(Emi Meyer)
京都生まれ、米シアトル育ちの女性シンガー・ソングライター。2007年にシアトル-神戸ジャズ・ボーカリスト・コンペティションで優勝。2009年に 『キュリアス・クリーチャー』でアルバム・デビューし、iTunes StoreやCDショップのジャズ・チャートで首位を獲得。2012年にはトヨタ〈プリウス〉CMソングの“オン・ザ・ロード”がヒット。昨年ジャズ・スタンダード集『モノクローム』をリリース。

 


INFORMATION

○MOËT MIDPARK CINEMA(モエ ミッドパーク シネマ)
秋の夜を映画と共に贅沢にお楽しみいただけるイベント、『MOËT MIDPARK CINEMA(モエ ミッドパーク シネマ)』が全8回にわたり開催されます。上映作品は、2013年に公開され第66回カンヌ国際映画祭でオープニング作品にも選ばれた「華麗なるギャツビー」、2015年公開のスパイ・アクション映画「コードネーム U.N.C.L.E.」をはじめ、モエ・エ・シャンドンが印象的にスクリーンを飾った計4作品を予定しております。
秋の夜、緑豊かな大人の上質な空間で、日常を華やかに彩るシャンパンとして心に残る多くのシーンを飾ってきたモエ アンペリアルのミニボトル「ミニ モエ(200ml)」を片手に、極上のひとときをご堪能ください。

場所:東京ミッドタウン 芝生広場(東京都港区赤坂9-7-1)
映画上映日程:9月16日(金)〜19日(月・祝)、22日(木・祝)〜25日(日)の8日間
www.moet.jp/lifestyle/news/13/
備考: 雨天・荒天中止
※上映中止の場合は、東京ミッドタウンの公式サイト(www.tokyo-midtown.com/jp/event/relaxpark/)にて告知いたします。

映画上映について
上映作品/日程:
「華麗なるギャツビー」/9月16日(金)、9月25日(日)
「コードネーム U.N.C.L.E.」/9月17日 (土)、9月22日(木)
「NINE」/9月18日(日)、9月23日(金)
「プラダを着た悪魔」/9月19日(月)、9月24日(土)
計4作品を上映予定
※250インチのスクリーンに映し出される映画を、会場内に設置されたスピーカーにてお楽しみいただけます。
上映時間:19時スタート(18時30分より受付開始)
料金:無料
定員:先着100名
※「ミニ モエ(200ml)」をお買い上げいただいた方にモエ・エ・シャンドンオリジナルクッションを先着50名様に無料で貸し出しいたします。
※ご希望の方は、先着でレジャーシートの貸し出しも実施します。
※上映開始時間は、変更になる可能性がございます。
※上映終了時間は映画により異なります。
※ご予約はできません。
 

LIVE INFORMATION

○WOMEN IN JAZZ vol.7 LOVE for Girls
11/6(日)17:30開演 東京・大手町日経ホール 
women-in-jazz.net

○New Acoustic Camp 2016
9/17(土)11:00開演 18(日)8:30開演
群馬県・水上高原リゾート200(トゥーハンドレッド)※出演は18日のみ
newacousticcamp.com

 


MOËT & CHANDON ICE IMPÉRIAL
モエ・エ・シャンドン アイス アンペリアル
氷を浮かべて完成する、夏季限定のシャンパン。

モエ・エ・シャンドンの伝統的なスタイルはそのままに、もっと自由にシャンパンを楽しむことができるのが、アイス アンペリアル。マンゴーやグアバなど力強いトロピカルフルーツの香りに、ふくよかなネクタリンやラズベリー、そしてほのかなショウガの風味も感じることができます。果実の凝縮感、ふくよかさ、そしてフレッシュさが絶妙なバランスで、氷を入れて楽しむための味わいを造りだしています。

「モエ・エ・シャンドン」の歴史は、1743 年、クロード・モエによってフランス、シャンパーニュ地方のエペルネにモエ社が設立されたことに始まります。ルイ15世の愛妾、ポンパドゥール夫人やナポレオン1世をはじめ、多くのフランスの王侯貴族に称賛されてきたことでも知られている、世界中の人々を魅了し続けているシャンパンメゾンです。
www.moet.jp

 


撮影協力:シャンパンビストロ orangé「オランジェ」
東京都港区赤坂9-7-3 東京ミッドタウン プラザ 1F
www.midtown-orange.com/

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