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コラム

杉山清貴&オメガトライブ、杏里らが集結! シティポップ総決算の場〈林哲司の世界 in コンサート〉を見逃せない理由

〈~林哲司 作曲活動50周年記念 オフィシャル・プロジェクト~ ザ・シティ・ポップ・クロニクル 林哲司の世界 in コンサート〉

Mr. City Popのデビュー50周年を祝って杉山清貴&オメガトライブ、杏里ら豪華ミュージシャンらが集合!

 誰よりもシティ・ポップをたくさん書いた男――いつの間にかそんなイメージすら定着してしまった感のあるヒットメイカー、林哲司。いまだに問答無用の盛り上がりをみせているシティ・ポップ・ブームであるが、当事者となったアーティスト、作家たちが楽曲をとおして本当に伝えたかった主張をクローズアップさせる働きを活発化させた点において、やはり価値ある運動であると言わねばならない。日本のマイケル・マッサーとしてけっして使い捨てにされないグッド・メロディをひたすら探求し続けてきた林哲司のキャリアも、シティ・ポップという概念を当てはめることでより彩り溢れたものに映るようになった気がするし、何よりもフューチャー・ファンクなどを嗜む好奇心旺盛な現代のミュージック・フリークによってさまざまな楽曲が発見され、新たな定義が示されていくプロセスは大いに刺激的であり、痛快でもあった。Apple MusicのJ-POPランキングでは92か国でトップテン入りを記録するなど、ブームのシンボル的なナンバーといっていい松原みきの“真夜中のドア ~stay with me”をはじめ、彼が手がけた菊池桃子や松本伊代といったアイドル・シンガーの諸作品がどれほどソフィスティケイトされた音世界を構築しているか、それをわが国よりも世界各国のリスナーたちのほうがきちんと認識しているというこの現状はやはりおもしろい。AORを筆頭に洋楽サウンドへのシンパシーを大きく広げながら、あの頃ならではのキラキラした空気感を含んだ彼のメロディはどこまでもロマンに満ちていて、めっぽうイマジネイティヴだということはもはや広く知られる事実であるが、そこに日本人の琴線に触れるような切なげな節回しが加わることによって世界のどこにもない独特な林哲司ワールドが生まれるのだというその仕組みについては、これから過去曲を深く掘っていきたいと考えているリスナーの方々もぜひ頭の片隅に置いておいてほしいと願う。

 そんな諸々の事柄を改めて確認する絶好の機会となるだろうビッグ・イヴェント〈~林哲司 作曲活動50周年記念 オフィシャル・プロジェクト~ ザ・シティ・ポップ・クロニクル 林哲司の世界 in コンサート〉が、11月5日に東京国際フォーラム ホールAで開催される。

 日本屈指のメロディメイカーの足跡を振り返りながら、みんなで大いに祝おうではないか、という内容の1夜限りのプレミアム・ライヴ。それにしても参加メンバーのラインナップが実に強力。ざっと書き上げると、稲垣潤一、上田正樹、杉山清貴といった35周年記念のスペシャル・コンサートにも出演したヴォーカリストをはじめ、杏里、松本伊代、菊池桃子といった林哲司音楽の素晴らしき体現者たちがズラリ顔を揃えている。そこに佐藤竹善や国分友里恵など良き理解者ともいえるメンバーたち、さらには寺尾聡や伊東ゆかりといった大ヴェテランまでが加わるというゴージャスさ。武藤彩未、鈴木瑛美子、Little Black Dressなどイキのいいガール・シンガー/バンドたちも名を連ねているし、まさに新旧揃い踏みといった様相だ。

 また注目したいのは、音楽監督を萩田光雄と船山基紀の両名が担当しているということ。数多くのヒット・ソングで林とタッグを組み、歌謡曲とポップスの橋渡し作業を行ううえで顕著な功績を果たした名アレンジャーたちが全面的にバックアップしているのだから、そりゃ楽しくならないはずがない。今剛や髙水健司、富樫春生に斉藤ノヴなど腕っこきが集結したSAMURAI BANDによる演奏も含めて、当日はバッキングの妙にもぜひとも注目したいところだ。

 そもそも林哲司メロディが世界基準のクオリティーを有していることは、“Sky High”のヒットで知られるイギリスのグループ、ジグソーが歌った“If I Have To Go Away”が海外で評価されたときからすでに認知されていたわけだが、今回のコンサートで披露される曲たちは、どんな時代においても華麗によみがえり、人種を超えて多くの人々を魅了する潜在的な力を示すだけでなく、絶対的で不変なものの尊さをわれわれに語ってくれるはずだと期待している。予定演奏曲目には、“真夜中のドア ~stay with me”を筆頭に、“September”(竹内まりや)、“北ウィング”(中森明菜)、“天国にいちばん近い島”(原田知世)などの有名曲がたくさん並んでいるけれど、ただ単に、懐かしい、という感覚を超えて何らかの新たな発見を促すはずだし、舞台上ではきっとジャパニーズ・ポップスの良心といったものを誰もが見つけることになるだろうと思う。

 なお追加の参加メンバーとして新たに4組、杉山清貴&オメガトライブ、土岐麻子、エミ・マイヤー、松城ゆきのなどの名前も発表されている。ちなみにオメガトライブは、本イヴェントのためにオリジナル・メンバーが揃うのだそう。“ふたりの夏物語 NEVER ENDING SUMMER”と“SUMMER SUSPICION”のどちらがバンド編成で披露されるのだろう?なんてことをいまはぼんやり考えているところ。いやはや、楽しみが止まらない。

 


LIVE INFORMATION
~林哲司 作曲活動50周年記念 オフィシャル・プロジェクト~
ザ・シティ・ポップ・クロニクル 林哲司の世界 in コンサート

2023年11月5日(日) 東京国際フォーラム ホールA
開場/開演:16:00/17:00

演奏予定曲:
真夜中のドア 〜stay with me
September
北ウイング
ふたりの夏物語 NEVER ENDING SUMMER
卒業 -GRADUATION-
悲しみがとまらない
思い出のビーチクラブ
天国にいちばん近い島
悲しい色やね
SUMMER SUSPICION
デビュー 〜Fly Me To Love
The Stolen Memories
入江にて
強がり
Just A Joke
信じかたを教えて
If I Have To Go Away
悲しみがいっぱい
逆転のレジーナ

And more...

出演:杏里/伊東ゆかり/稲垣潤一/上田正樹/エミ・マイヤー/菊池桃子/国分友里恵/佐藤竹善/杉山清貴/杉山清貴&オメガトライブ/鈴木瑛美子/寺尾聰/土岐麻子/林哲司/松城ゆきの/松本伊代/武藤彩未/Little Black Dress
音楽監督:萩田光雄/船山基紀

演奏:SAMURAI BAND
今剛(ギター)/増崎孝司(ギター)/富樫春生(キーボード)/安部 潤(キーボード)/髙水健司(ベース) /江口信夫(ドラムス)/斉藤ノヴ(パーカッション)/高尾直樹・大滝裕子・稲泉りん(コーラス)/ルイス・バジェ(トランペット)/アンディ・ウルフ(サクソフォン)

※【杉山清貴&オメガトライブ】杉山清貴(ヴォーカル)/髙島信二(ギター)/吉田健二(ギター)/大島孝夫(ベース)/廣石惠一(ドラムス)/西原俊次(キーボード)/大阪哲也(キーボード)/Juny-a(パーカッション)

全席指定:15,000円(税込) ※未就学児入場不可

主催:DISK GARAGE/PROMAX/朝日新聞社/ニッポン放送/TOKYO FM
お問い合わせ:DISK GARAGE

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