COLUMN

白崎映美、畠山美由紀、エミ・マイヤーが昭和歌謡からジャズの名曲まで歌う〈ミューズ達の歌謡祭inあらかわ〉開催

左から白崎映美、畠山美由紀、エミ・マイヤー

美しきミューズ達の歌声があらかわに流れる

 6月24日にサンパール荒川大ホールにて開かれる〈ミューズ達の歌謡祭 in あらかわ〉は、観る前からうっとり夢見心地な気分に誘ってくれる。白崎映美、畠山美由紀、エミ・マイヤーのお三方が、昭和歌謡からジャズの名曲までうたうというこの催し。世界のどんなポピュラー・ソングをうたおうが、色っぽさと華やかさを最大限に引き出すことができる実力派が集うのだから、それはもう、むせ返るような甘い香りに包まれた濃艶なステージになることは間違いない。では出演者の紹介を。

 まずは、現在は潜伏期間中である上々颱風の歌姫、白崎映美から。〈とうほぐまづりオールスターズ〉から改名した〈白崎映美&東北6県ろ~るショー!!〉を率いて、いまの日本が必要とするエンターテイメントを提供している彼女は、三波春夫の魂やジャニス・ジョプリンの魂を肩に担いでエッサホイサと日夜走り続ける歌うたい。自慢のこぶしを効かせまくった彼女の演歌は、歌謡曲をまったく通ってない音楽ファンをも惹きつける魅力がある(八代亜紀の《もう一度逢いたい》とか絶品)。当日は〈白ばらボーイズ〉とのライヴの際に披露するキャバレー向きのレトロな歌謡曲も聴きたいものだ。

白崎映美&東北6県ろ~るショー!!の〈FUJI ROCK FESTIVAL'16〉でのパフォーマンス映像
 

 続いては、ジョニ・ミッチェルの世界からテレサ・テンの世界まで自由に行き来できるヴォーカリスト、畠山美由紀。歌謡曲や演歌を歌う場合もエレガントさはまったく変わらず、ということを示してくれたカヴァー・アルバム『歌で逢いましょう』が記憶に新しいところですが、実際に生で味わうとなると筆舌に尽くしがたい感動がもたらされるはず。そんな彼女は今年でソロ・デビュー15周年。4月30日(日)にBunkamura オーチャードホールで行われる超豪華な記念ライヴが控えており、さらに冨田ラボを迎えた新作も作られているとのことで、いまからソワソワしているところだ。

畠山美由紀の2017年のパフォーマンス映像
 

 そしてエミ・マイヤー。最新作『Monochrome』では、ジャズとじっくり向かい合ったときのロマンティックな表情はどんなときよりも魅力的なのだと改めて教えてくれた彼女だが、実のところ日本の歌謡曲を歌っても最高なのだ。例えば本ステージでもきっと歌われるに違いない舘ひろしの《泣かないで》。原曲の持つエキゾティックな香りをより引き立たせる彼女のカヴァーは一聴に値すると思う。

エミ・マイヤーの2015年作『Monochrome』収録曲“Fly Me To The Moon”
 

 美しさの三乗というべきまさに無敵の歌謡祭。アンコールでは3人揃って誰のどんな曲を歌うのだろう? とか想像しながら、いまからニヤニヤしている。

 


LIVE INFORMATION

ミューズ達の歌謡祭inあらかわ
○6/24(土) 16:30 開場/17:00開演
会場:サンパール荒川 大ホール
出演:白崎映美*(上々颱風、白崎映美&東北6県ろ~るショー!!)/畠山美由紀**/エミ・マイヤー***
予定曲目:もう一度逢いたい*/悲しい酒*/シクラメンのかほり**/テネシー・ワルツ**/泣かないで***/ムーン・リバー***/ほか
acc-arakawa.jp

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