ベニー・ベナッシ、5年ぶりの新作はクリス・ブラウン招聘曲など今風なものから飛び道具的なナンバーまで不良親父の面目躍如な会心作

2016.10.17
イタリアン・ハウス~EDM界の顔役、ベニー・ベナッシの5年ぶりの新作。馴染みのクリス・ブラウンを迎えて南国イメージの爽快なメロディーが駆け抜ける“Paradise”やヴァッシー参加のポップ・トランス“Even If”など今風のツボを突いた堅実な作り……かと思いきや、サージ・タンキアンの個性が爆発したシアトリカルなエレクトロ“Shooting Helicopters”みたいな飛び道具もあって、不良親父の面目躍如な会心作。