客演したカスケイド×デッドマウスの“Beneath With Me”も発表されたばかりだが、3年ぶりのアルバムは平常運転。前作『Don't Look Down』で総監督を務めたエミネムが引き続きプロデュース/ラップで関わり、マイク・エリゾンドとマーク・バトソンが半分ほどを手掛けたこともあって、今回もシェイディな薄暗さが主役の個性を上塗りしている。それだけに、ピアノを弾いて清らかに歌うセルフ・プロデュースの終曲が印象的だ。
エミネムがふたたび関与したスカイラー・グレイの新作は、マイク・エリゾンドとマーク・バトソンも参加してシェイディな薄暗さが主役の個性上塗り
KIDinaKORNER / Interscope