スピニンからリリースしたオリヴァー・ヘルデンズとのコラボ曲“You Know”を筆頭に、スマッシュ・ヒットを連発して話題を振りまいているゼッズ・デッドは、もともとUKFやトラップ・ネイションなどコアなベース・ミュージック方面で頭角を表し、現在では世界のビッグ・フェスに引っ張りだこの2人組だ。このファースト・アルバムでは、自分たちの成長過程を辿るように、出自であるベース・ミュージックやヒップホップを軸に、リゾート風味も少々塗してハウスやポップスも吸収する柔軟さで、DJスネイクとも共鳴する現行ポップ&ダンス・ミュージックの最前線を提示してくれる。ディプロとエリファントを従えた哀愁漂うミッドテンポの“Blame”、ダフト・パンクをブロステップ加工したようなツイン・シャドウ参加の“Stardust”、異色の組み合わせとなるリヴァース・クオモ&プッシャTがエモいベース・サウンドで交わる“Too Young”他、時代の空気を目一杯に吸い込んだ楽曲群は、いまこそ味わっておくべし!
ディプロやプッシャTら参加したゼッズ・デッドの初作は、DJスネイクとも共鳴する現行ポップ&ダンス・ミュージックの最前線を提示
Deadbeats