小田朋美がタワーレコード限定でリリースした2作目のソロ・アルバム『グッバイブルー』より、小田のピアノと関口将史のチェロのみで構成されたインスト曲“No.7”のミュージック・ビデオが本日公開された。

同MVは、小田と縁深い菊地成孔が音楽を手掛けた映画「パビリオン山椒魚」「パンドラの匣」などで知られる鬼才・冨永昌敬が監督。ドビュッシー“アラベスク第1番”を思わせる瑞々しいピアノのアルぺジオや、たおやかな響きのチェロが静かに展開していく“No.7”のシネマティックな世界観を、白い服と黒い服や木のポールなどを象徴的に用いつつ、スローモーションを多用した冨永らしいタイム感で表現した、まるでショート・フィルムのような趣の一作だ。また、のっけから艶めかしい抱擁にドキドキしてしまう2人の女性を演じているのは、なんと小田本人と、『グッバイブルー』にコーラスなどで参加した角銅真実! 両者のフレッシュなパフォーマンスも必見だ。

なお、Mikikiでは小田のインタヴューを公開済み。幼少時代からの彼女の音楽的な歩みや、ceroやCRCK/LCKSなど最近の活動についてまでたっぷり語ってもらった貴重なテキストとなっているので、併せてチェックを。

 


LIVE INFORMATION

〈『グッバイブルー』発売記念インストア・イヴェント〉

日時:2017年6月16日(金)
開演:19:30
会場:タワーレコード渋谷店7Fイヴェント・スペース
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