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meiyo、mabanua with 星野源、oozash……Mikiki編集部員が今週オススメの邦楽曲

【Mikikiの歌謡日!】第56回

meiyo、mabanua with 星野源、oozash……Mikiki編集部員が今週オススメの邦楽曲

毎週火曜(歌謡)日に更新中の、Mikiki編集部員とTOWER DOORS担当・小峯による、最近トキめいた邦楽曲をレコメンドする週刊連載〈Mikikiの歌謡日!〉。今週は第56回です。紹介した楽曲はSpotifyのプレイリストにもまとめているので、併せてお楽しみください。 *Mikiki編集部

★〈Mikikiの歌謡日!〉記事一覧

Spotifyプレイリスト
 

【酒井優考】

meiyo “KonichiwaTempraSushiNatto”

meiyoと言えば、POLLYANNAのドラムスや侍文化のドラム・ヴォーカル(他多数)を務めるワタナベタカシのソロ・プロジェクト……的な紹介をこれまでしてきたと思うんですが、そこから一皮どころか一気に五皮くらい剥けた新曲を発表してきて本当に驚きました。今年オリンピックをやらなくなっても、世界中の人にこの曲を聴いてもらって日本に来てほしいっすね。

 

侍文化 “桜と卒業について”

そんな侍文化の新MVはこんな感じ(去年のCD-R『ござる』収録曲)。こういうめっちゃいい曲から遊び心のある曲まで出来るいいバンドです。リスナーから募集した桜の映像を編集したというステキMV。

 

古都の夕べ “東京2020”

2018年作『柿レンジャー となりの企画はよく柿くう企画だ』収録曲が突然のMV化。当時はそんなことちっとも思わなかったけど、2020年のディストピア感に合ってて良い。

 

EMERALD FOUR “Marigold”

足立大輔(ラブワンダーランド)とオジマサイリ(CASIOトルコ温泉、neco眠る、他/EMERALD FOURは昨年脱退)によるユニットが、2013年のアルバム『Nothing Can Hurt Me 2020』と同時に未発表音源を集めたEP『Hanataba』をデジタル・リリース。その中から、これは『Hanataba』の収録曲。明るいわけではないが暗いわけでもない、泣いてるわけでもないけど笑ってるわけでもない、そんなマネキンのようなアンニュイさを出させたら足立さんの右に出る者はいないと思う。

 

踊ってばかりの国 “クロール”

もうみんな、泳ぐのも疲れちゃいましたよね。

 

Start A People “Brother”

昨年解散した絶景クジラのフロントマン、ナツコ・ポラリスのいとこがやってるという(誰がそんなの信じるんだ)Start A Peopleの最初の1曲。喪失感があって、そういうところから人はまた始まっていくんだなって思います。

 

色々な十字架 “良いホームラン”

……そんな感じで最近はニュースとかを見ては勝手に滅入ってる人も多いと思うけど、最後に元気が出るような映像を置いておきます。先日特集もしたティンカーベル初野ことtink率いるV系バンド、色々な十字架の初MV。思わず吹いちゃったよ。

 

【天野龍太郎】

mabanua “Dancing in My House with 星野源”

まさにプロの仕事……! すごすぎ!! もはやmabanuaさんの曲。こうやって聴くと、後半ちょっとテンポが上がっているんですね。

 

関口シンゴ “うちで踊ろう”

関口シンゴさんのリード・ギターとビートによる、リラクシンなアレンジ。カッティングのヴァージョンmabanuaさんとのセッション・ヴァージョンも。

 

Shingo Suzuki “うちで踊ろう”

ベースとシンセの音色が温かくて、柔らかいムードなShingo Suzukiさんアレンジ。というわけで、Ovallのお三方による“うちで踊ろう”でした。アレンジは三者三様。それぞれのスタイルや個性が出ていて、おもしろいですね。

 

ものんくる “うちで踊ろう”

こちらは、ものんくるの“うちで踊ろう”。角田隆太さんのベースとMPC+吉田沙良さんの6声(?)コーラス。クールです。

 

小田朋美 “うちで踊ろう”

最後は小田朋美さん。こちらも6声コーラス? 声だけで音の風景がぶわっと広がっていくこの感じ、すごすぎです。以上、プロの音楽家たちによる本気の遊びでした。ステイ・ホーム&ステイ・セイフ。

 

折坂悠太 “トーチ”

第一声、〈街はもう変わり果てて〉という歌詞からぐっと引き込まれます。穏やかだけど凄みを感じる、ヘヴィーな一曲。

 

折坂悠太 “Wadachi2020”

〈もう我慢できない〉っていうのは、じゃがたらも歌っていましたね。江戸アケミはこう歌っていました。〈ちょっとのひずみなら/何とかやれる/ちよっとのひずみなら/がまん次第で何とかやれる/日々の暮らしには辛抱が/大切だから/心のもちようさ〉。ちょっとのひずみなら、ね。

 

5lack “きみのみらいのための”

子どもたちや困難に直面している人々に支援金を届けるためのドネーション・ソング。リリックのテーマは〈金〉〈royalty〉。だけど、語り口は5lack流のユーモラスなもの。〈金は天下の回りもの〉ということわざが、こんなに緊急性を帯びるなんて。

 

kZm “鏡花水月”

4月22日(水)にリリースされるニュー・アルバム『DISTORTION』から。〈今日より明日は Good day〉というラインが特別な意味を持って響きます。

 

GOBLIN LAND “KANSAI STAR”

4月14日(火)に配信されるEP『KANSAI STAR』から。あいかわらずの〈ネオチンピラ〉感に、なんとなく勇気づけられました。

 

Meta Flower “SUITCASE FLEXIN”

遅ればせながら1月にリリースされたMeta FlowerのEP『DADA』を最近知って、かなり衝撃を受けました。寒風吹きすさぶ乾いた地べた=ストリートを切り取る、ドライでひりついたワーキング・クラスのリリシズム。ビートはSoakubeats。強烈な一撃です。

 

【小峯崇嗣】

oozash “BET”

岩手在住の19歳のラッパー、oozashのデビュー・シングルから。Creepy Nutsが審査員を務めた10代限定イベント〈未確認フェスティバル2017〉で実力を認められたというのは、彼女のフロウを聴けば一目瞭然でしょう。大多数の意見に飲まれるのではなく〈自分基準の選択〉を重要視するという10代が思うリアルなリリックがとても突き刺さります。

そんなoozashにTOWER DOORSからメール・インタビューも行っていますので気になった方はぜひ併せて読んでみてください!

 

浮 “丘に沈む”

米山ミサによるソロ・プロジェクト、浮(BUOY)が昨年の12月にリリースしたファースト・アルバム『三度見る』がストリーミングでも先日配信されました。やはり彼女の透き通った温かみを持った歌声とアコースティック・ギターの調べが絡み合うサウンドは本当に素晴らしいです。

このアルバムはバンド・サウンドの〈浮とバンド盤〉と、いま注目のギタリスト/SSWの田中ヤコブがリアレンジした〈浮とヤコブ盤〉のCD 2枚に分かれています。通販でも購入(詳細はこちら)できますので、気になった方はぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか?

また併せて以前TOWER DOORSで行ったメール・インタビューもぜひ。

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