どうもこんにちは、TOWER DOORSスタッフです。〈TOWER DOORS POWER PUSH!!!〉で猛プッシュ中のアーティスト、Lil Soft Tennisが東京で行うライヴのアナウンスがされました! 今週はそのトピックからいきましょう。
ショウケース・イヴェント〈New Action! Vol.101〉が12月25日(水)、クリスマスに新宿MARZで行われます。Lil Soft Tennisは同イヴェントに出演。共演は〈出れんの!? サマソニ!? 2019〉で見事〈サマソニ〉出演を果たしたKroiや、シンガーソング・ライターのSPENSRといった注目のルーキーたち。大阪で活動するLil Soft Tennisが東京でライヴをする数少ない機会ですので、ぜひ足を運んでみてください。
パーティーは続く
— New Action! (@New_Action) November 18, 2019
『New Action! Vol.101』
12/25(水)@新宿MARZ
op/st 18:00
adv ¥2,000 (1D別)
※学生証提示で¥500割引
LIVE
Kroi
Lil Soft Tennis
SPENSR
DJ
星原喜一郎
遠藤孝行
VJ
ASAKA
OYAMADA
FOOD
? pic.twitter.com/ywl9hnubmM
Lil Soft Tennisにはメール・インタビュー〈6つの質問〉も行っています。音楽活動を始めたきっかけや影響を受けた音楽などについて語ってもらっているので、こちらも併せてチェックしてみてください。
それでは、先週TOWER DOORSが紹介した4組のアーティストの楽曲を振り返っていきましょう。
小田朋美 “あおい風”
先週の1曲目は、小田朋美の“あおい風”。同曲は彼女が2017年にリリースしたミニ・アルバム『グッバイブルー』に収録されています。CRCK/LCKSのヴォーカリスト/キーボーディストであるほか、ceroのサポートなど、多方面で活躍する多才な音楽家です(あのFINAL SPANK HAPPYのODにもそっくり?)。
シンプルなメロディーを奏でるピアノにのせて、唯一無二の透明感溢れる歌声が響き渡る爽やかな一曲。少し肌寒くなったこの時期、特に秋晴れの日にピッタリで、心が洗われるようなすがすがしいナンバーです。この曲を聴いて、彼女のシンガーとしての圧倒的な魅力に改めて気づかされました。Mikikiの単独インタヴューでは彼女の生い立ちなど、さまざまなことが語られていますので、この機会にぜひ読んでみてください。
NORTH “Waiting For Love”
2曲目は、一点の曇りもないクリアなサウンドスケープが美しい“Waiting For Love”。NORTHが9月にリリースしたシングルです。一聴するとシンプルでポップな曲ですが、エレクトロニカやUKのインディー・ロックをブレンドしたサウンドに、J-Popの歌メロをのせた興味深い曲になっています。
なおNORTHは、大阪を拠点に活動するトラックメイカー/SSW。今年6月のデビュー・シングル“The Internet Helps”を皮切りに、毎月1曲シングルをリリースしています。活動歴はまだ浅いですが、このクォリティーとソングライティングセンスは驚愕。これから注目のアーティストになること間違いなしです。
AAAMYYY “愛のため”
先週木曜日に公開したのは、AAAMYYYの“愛のため”。今年2月にリリースしたデビュー・アルバム『BODY』に収録されています。2017年から現名義でソロ活動を開始し、翌年Tempalayに加入。それ以降、呂布、TENDREらとの共演や、DAOKOへの楽曲提供、モデルとしての活躍など、その活動は多岐にわたっています。
彼女は音楽制作アプリ〈Figure〉を使って楽曲制作をしているそうで、そのベッドルーム・ポップ感あふれるシンセ・サウンドは、この曲でも堪能できます。Computer Magicともよく比較されますが、ClairoやCucoのような、より若い世代のベッドルーム・アーティストにも劣らないセンスを備えていると思います。
アルバム『BODY』やAAAMYYYについてさらに知りたい方は、ぜひbounceのインタヴューを。
nape's “youth”
先週、最後に紹介したのは福岡出身の4人組、nape'sの“youth”。彼らは2018年の夏に同じ大学のサークル内で結成された新星バンドです。今年の6月にはデビューEP『youth』をリリースし、全国のインディー・ファンの心を鷲掴みに。メロウなサウンドと温かいメロディーが聴き手の心に寄り添うこの“youth”は、青春の匂いが薫るノスタルジックな名曲。この甘酸っぱいサウンドは〈最高〉の一言に尽きます。
nape'sには、メール・インタヴュー〈6つの質問〉にも答えてもらっています。メンバーが共通して好きなバンドにYogee New Wavesを挙げており、〈その影響で無意識のうちに7thのコードを多用してしまいます(笑)〉という〈なるほど〉と思うようなエピソードもたっぷり語られています。
今週は、小田朋美やAAAMYYYといったシーンで活躍中の著名アーティストから、新進気鋭の音楽家まで、幅広いミュージシャンの4曲をご紹介しました。今週もTOWER DOORSでは、いま注目してほしいアーティストの楽曲を多数紹介しておりますので、お見逃しなく! それではまた来週の更新もお楽しみにお待ちください。