プロデューサーのジャム&ルイスと共に頂点を極めていたアレックスの2作目は、スキットを挿んで進行していく甘くホロ苦いラヴストーリー。“Fake”や“Criticize”のような黒光りするミネアポリス・ファンクを豪快に歌い倒せば、“Never Knew Love Like This”ではシェレールとデュエットしてアーバン紳士を気取ってみせる。ケイスがカヴァーしたスロウ“Crying Overtime”など名曲だらけ。