タワーレコードが毎回1組のアーティストをキュレーターに迎え、共同で出演アーティスト選定などの企画を行うライヴ・イヴェント〈Bowline〉。第11回目となる今回のキュレーターを担当するのは〈ブルエン〉ことBLUE ENCOUNT! 昨秋の日本武道館、今年3月の幕張メッセとワンマンの規模をグングン拡大しながら精力的にリリースも重ね、まさに旬を迎えながら大物バンドに育った4人組だ。
そんなブルエンはこれまでにもクリープハイプとキュウソネコカミの招きに応じて2度の〈Bowline〉出演を経験しているが、みずからキュレーターを務める今回は〈RESPECT〉をテーマに、このイヴェントでは初の対バン・ツアー形式によって全国6か所で開催される。11月末に控えるニュー・シングルのタイトルが“VS”というのも意味深(?)ながら、テーマの通り彼らが敬愛する多種多様なバンド6組と各会場で相見える姿を、ぜひ体感してほしい。
BLUE ENCOUNTの近作。
NICO Touches the Walls

ブルエンとは世代も近い4人組で持ち前のパワー・ポップを響かせるNICO Touches the Walls。現在はレーベルメイトの間柄でもあり、かつては古村大介の骨折でキャンセルした〈COUNTDOWN JAPAN 15/16〉の代役をブルエンが務めたという繋がりもあった。なお、今回の札幌での邂逅に続き、11月にはNICO主催〈ニコフェスト!〉での競演も決定している。
東京スカパラダイスオーケストラ

クリープハイプのキュレーションによる2015年9月の〈Bowline〉にブルエンと並んで出演していた東京スカパラダイスオーケストラ。さまざまなボーダーを越えて幅広い世代から〈RESPECT〉を集める言わずと知れた重鎮だが、ブルエンのメンバーたちが生まれる前から(!)培ってきたライヴ・バンドとしての逞しい度量が仙台の地でどう発揮されるのか、期待したい。
HEY-SMITH

15年10月開催の〈Bowline〉でキュレーターを務めていたHEY-SMITH。その後に現編成となって放ったアルバム『STOP THE WAR』(2016年)がスマッシュ・ヒットし、この夏のチアフルなシングル“Let It Punk”も記憶に新しい6人組だ。ホーンズを交えたメロディック・パンクという個性的で親しみやすいスタイルが、ブルエンの故郷にも近い福岡でどう炸裂するのか楽しみでならない。
ヤバイTシャツ屋さん

昨年のメジャー・デビュー以来、ヒネリの効いたコミカルな楽曲やMVのキャッチーさも相まって人気急上昇中。勢いに乗ってニュー・シングル『パイナップルせんぱい』とライヴDVDを同時リリースしたばかりのヤバイTシャツ屋さんがいよいよ初の〈Bowline〉出演を果たす。今回の広島にはブルエンもパリピ成分を増強して臨むはず!?
MONOEYES

学生時代の初ライヴからELLEGARDENのコピーをしていたというブルエンにとって、細美武士の存在はバンド結成のきっかけでもあるわけで、もっとも〈RESPECT〉というテーマに明快に直結しているのが細美の率いるMONOEYESなのは言うまでもない。そんな憧れの大物と相対する東京の会場では、いつも以上に気合いの入ったパフォーマンスが楽しめそうだ。
キュウソネコカミ

ブルエンとは同年代で、実際に親交も深いキュウソネコカミ。2016年10月にキュウソがキュレーターを務めた〈Bowline〉にはブルエンも招かれていて、今回のツアーを締め括る沖縄での対バンはそのお返しとも言えるだろう。なお、今回はブルエン初の沖縄ライヴとのことで、ファイナルの開放感に輪をかけた熱演が期待できそうだ。