2017年末をもってAKB48を卒業するまゆゆが、卒業と同時期である12月20日にソロ1stアルバム『Best Regards!』をリリース。これを記念して、タワーレコードではフリーマガジン〈tower+〉の臨時増刊号 〈別冊tower+〉を発行いたします! さらに別冊tower+に掲載されるインタヴューを、このページでも掲載いたします!


2017年6月開催の〈AKB48 49thシングル選抜総選挙〉で、突如年内での卒業を発表した渡辺麻友。AKB48草創期からアイドルらしさの象徴として輝いてきた“まゆゆ”が、卒業と同時期にソロ1stアルバム『Best Regards!』をリリースする。様々な感情渦巻く今の率直な気持ちを明かしてくれた。

 

2012年、自身が主演する連続ドラマ「さばドル」の主題歌“シンクロときめき”でソロデビュー。当時は多忙と葛藤の日々だったという。

「AKB48のお仕事とドラマの撮影、そしてソロ・アーティストとしての活動も加わり、目が回る忙しさでした。ドラマでは等身大の私自身と38歳の地味な女教師・しじみを演じ分けるのが難しく、試行錯誤していました。ただ、夢だったソロデビュー、しかも自分が主演のドラマ主題歌を歌わせてもらえるのは光栄だなって。表題曲は男の子目線のキラキラしたアイドルらしい曲でしたが、カップリング曲“サバの缶詰”は今まで歌ったことがない演歌調。しじみになりきって歌うのはすごく楽しかったです(笑)」

ソロデビュー初年は多忙の合間を縫って3枚のシングルを制作。完璧なアイドル=渡辺麻友のイメージを可視化したようなジャケットが印象的な3rdシングル『ヒカルものたち』でオリコン1位を獲得した。また、翌2013年7月リリースの4thシングル『ラッパ練習中』では初のワンマンライブも開催した(完全限定生産盤BにDVD収録)。

「“ヒカルものたち”を初めて聴いたとき、今まで触れたことがない曲調で<ナンダコレハ?>と驚きました(笑)。衣装は世界観があってかっこいいのですが、着るのに30分もかかるので大変でした(笑)。“ラッパ練習中”では、念願のワンマンライブもやらせていただきましたが、全てのソロ曲をミスなく届けられるか開演前はドキドキでした。アルバムを聴くと当時のことが蘇ります。また、今回は渡り廊下やAKB48で歌ったソロ曲をレーベルの垣根を越えて収録でき、すごく感激しています。卒業タイミングとも重なり、まさに渡辺麻友の集大成となっています」

11年間、究極のアイドル像を探求し続け、2014年には念願の総選挙1位にも輝いた。実は、その頃から1人の表現者として将来を考えるようになったのだという。

「総選挙で1位になった後の1年間は、活躍の場が広がり忙しさもピークになりました。稲森いずみさんとダブル主演した〈戦う! 書店ガール〉では今までにない重圧も経験しました。ドラマ主題歌の“出逢いの続き”は、大人っぽくてすごく良い曲でした。ただ歌いこなすのが難しくレコーディングは闘いでした(笑)。ちょうどその頃からです。もっとお芝居にもっと真剣に取り組みたいと思うようになったのは」

今まさに新しい一歩を踏み出そうとしているまゆゆ。『Best Regards!』には、王道アイドルとして駆け抜けた女性の成長と青春の記録、そしてグループでは見られなかった素顔が詰まっている。


別冊tower+は、タワーレコード全店にて12月19日(火)より配布スタート!
※別冊tower+の配布開始時間は店舗によって異なります。
※別冊tower+は無くなり次第終了となります。

※タワーレコードオンラインは除きます。